住友林業株式会社は、2023年4月11日に長年の集大成とも言える家づくりの実例集「自家自讃」の40周年記念号を発刊しました。この特別号は、1250世帯を超えるオーナー家族が自身の住まいへのこだわりを語り、彼らの理想を形にする家づくりの魅力と最新のトレンドを紹介しています。
「自家自讃」は1985年に創刊され、家を建てたご家族が自らの住まいや暮らしへの思いを語ることをテーマに、毎号6~9邸の実例が掲載されています。年に4回のペースで発行され、オーナーが夢に描いた家について、実際に住んでみての感想や納得のポイントを写真や図面と共に紹介しています。また、住友林業の専門家が各土地の条件や顧客の要望にどのように応えたのかも詳しく解説しています。
特に注目すべきは、40周年記念号において集められた2028名のオーナーの声を反映した特別企画「オーナーさま2000世帯から見る住友林業の家」で、彼らが住んでみて気づいた点や住友林業の家に対する満足感を詳しく伺います。これにより、新築を検討している方々へ「住友林業の家で実現する暮らし」を具体的に示しています。
さらに、巻末特集「二度目も住友林業の家」では、18年前に住友林業で家を建てたオーナー夫妻が再び同じ敷地内に新築したエピソードが収められています。オーナーとそのご子息が、自らの住まいの進化や変わらない魅力、住み心地について語っています。これはカスタマーの声をよりリアルにする貴重な情報源となります。
また、住友林業は「自家自讃」の内容をオンラインでも広く展開しています。特設サイトが設けられており、誌面で紹介されている実例をウェブ上でも見ることができる他、オーナーが自宅について語るインタビュー動画も公開されています。これにより、より多くの人々が家づくりの参考にすることができます。
住友林業の「自家自讃」は、その40年の歴史の中で、家づくりの新たなトレンドとオーナーの夢を実現する手助けをしてきました。冊子は住宅展示場で手に入れることが可能で、公式サイトからも資料請求ができます。
住友林業グループは、森林経営から木材の製造・流通、不動産開発、さらに木質バイオマス発電に至るまで、「木」を原点とした事業を世界中で展開しています。その中でも、2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」では、バリューチェーン「ウッドサイクル」に注力し、森林のCO2吸収力を高め、木造建築を通じて長期にわたる炭素固定を推進。脱炭素社会の実現に向けて新たな挑戦を続けています。
これからも、住友林業はZEH(ゼロ・エネルギー・ハウス)、ZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)、LCCM (ライフサイクルカーボンマネジメント)、ネットゼロカーボンビルなどの取り組みを進め、建築時および居住時のCO2排出量削減を目指します。