株式会社イルグルムが新社外取締役を選任
株式会社イルグルム(所在地:大阪府)は、2025年12月19日に実施する定時株主総会において、新たに社外取締役として川原均氏、藤田明久氏、若松典子氏の3名を選任したことを発表しました。この選任は、同社の成長戦略をさらに加速し、コーポレート・ガバナンスの強化を目的としたものです。
新任社外取締役のプロフィール
川原均氏
川原氏は、日本アイ・ビー・エムやセールスフォース・ジャパンでの豊富な経験を持つ経営者です。彼は、経営戦略の立案や営業部門の構築、ガバナンス体制の強化に寄与する知見を持っています。これらの経験を活かし、イルグルムの事業戦略や経営監督機能をさらに推進する役割を担います。
藤田明久氏
長年にわたって広告業界での経験を積んできた藤田氏は、特にデジタルマーケティング分野において数多くの企業の成長を牽引してきました。彼は社外取締役として、同社の事業戦略やマーケティング戦略を高度化するための知見を提供します。
若松典子氏
公認会計士としての経験を持つ若松氏は、フィナンシャル方面での強いバックグラウンドがあります。彼女の知見は、ガバナンスおよび監査体制の強化に向けて貢献します。
新任社外取締役選任の背景
イルグルムが今回の選任を行った背景には、企業の中期経営方針「VISION2027」の実現と新型コロナウイルスの影響を受けた市場環境の急変があります。特に、AIを活用したマーケティング支援やコマース領域において、迅速かつ的確な意思決定が求められています。
これに応じて、より強固な経営体制を築くために世界基準の知見と業界トップクラスの戦略眼を求め、今回の人事を実施したと考えられます。新たに選任された3名の専門家が揃うことで、非連続的な成長が期待されています。
企業情報
株式会社イルグルムは、データとテクノロジーを駆使して企業のマーケティング活動を支援するマーケティングテクノロジー企業です。「Impact On The World」という企業理念のもと、マーケティングAI事業とコマースAI事業を展開しています。2014年には東京証券取引所に上場し、2025年にはスタンダード市場への変更を予定しています。
今後も、企業戦略や市場の動向に応じて柔軟に体制を変えることで、持続可能な企業価値の向上を図ることを目指します。新加入の社外取締役3名がもたらす新しい視点や知見が、どのようにイルグルムの未来に影響するのか、大いに注目されます。