杜のひょうたん揚げ新発売
2024-04-18 14:00:02

仙台名物ひょうたん揚げが進化!藻とのコラボで誕生した「杜のひょうたん揚げ」

仙台名物ひょうたん揚げが藻とコラボ!環境にも配慮した新グルメ誕生



仙台の老舗蒲鉾店「阿部蒲鉾店」が、宮城県石巻市で生産された藻類「ナンノクロロプシス」を使用した新商品「杜のひょうたん揚げ」を発売しました。

創業89年を迎える阿部蒲鉾店は、仙台名物「ひょうたん揚げ」で知られる老舗。今回、イービス藻類産業研究所とコラボレーションし、伝統の味に新たな可能性をプラスした商品が誕生しました。「杜のひょうたん揚げ」は、通常のひょうたん揚げにナンノクロロプシスを練り込み、ほんのり磯の香りが漂う、これまでにない味わいが特徴です。

食の未来とSDGsへの貢献



近年、世界的に懸念されている「タンパク質危機」。2050年には、需要と供給のバランスが崩れる可能性が指摘されています。「杜のひょうたん揚げ」は、この問題への一つのソリューションとして誕生しました。ナンノクロロプシスは、栄養価が高く、持続可能な食糧源として注目されている藻類です。環境への配慮も意識した、未来を見据えた商品と言えるでしょう。

阿部蒲鉾店とイービス藻類産業研究所の取り組み



阿部蒲鉾店の阿部社長は、今回のコラボレーションについて「藻を製品に使用するのは初めての試みでしたが、期待以上の仕上がりになりました。ほんのり磯の香りが食欲をそそり、見た目も美しく、多くの人に楽しんでもらえる商品になったと自負しています」とコメント。

一方、イービス藻類産業研究所の寺井代表は、「石巻市での藻を使った給食が好評だったことをきっかけに、今回のコラボが実現しました。この商品を通じて、多くの人に藻の美味しさと可能性を知っていただき、食の未来について考えるきっかけになれば嬉しいです」と話しています。

「杜のひょうたん揚げ」の商品概要



商品名:杜のひょうたん揚げ
価格:400円(税込)
販売場所:阿部蒲鉾店 本店(宮城県仙台市青葉区中央2丁目3-18)
発売日:2024年4月25日(木)10:00~
* 特徴:通常のひょうたん揚げにナンノクロロプシスを配合。ほんのり磯の香りが特徴。食べ歩きに最適。

青葉まつり40周年記念商品としての側面



「ひょうたん揚げ」は、仙台の青葉まつり40周年を記念して開発された商品でもあります。片手で手軽に食べられる形状は、まつり会場などでの食べ歩きに最適です。緑をテーマにした商品開発は、仙台の豊かな自然と人々のつながりを表現する試みと言えるでしょう。

ナンノクロロプシス:地球を救う可能性を秘めた藻



ナンノクロロプシスは、健康増進効果だけでなく、飼料や農業、観光保全など、多岐にわたる分野で活用できる可能性を秘めています。直径2~5μmという小さな藻類ですが、その潜在能力は計り知れません。

阿部蒲鉾店とイービス藻類産業研究所について



阿部蒲鉾店は1935年創業。長年にわたり、仙台名産である笹かまぼこの製造・販売を手掛けてきました。高品質な製品と、人々の健康に配慮した商品開発を常に追求しています。

イービス藻類産業研究所は2018年創業。宮城県石巻市に拠点を置き、微細藻類の研究開発、培養、製品化などを展開しています。環境問題への取り組みにも力を入れており、SDGs達成にも貢献しています。

まとめ



「杜のひょうたん揚げ」は、伝統と革新が融合した、仙台の新たな名物グルメです。その美味しさだけでなく、環境問題への意識の高まりやSDGsへの貢献といった側面からも、注目を集める商品と言えるでしょう。ぜひ、仙台を訪れた際は、この新しい味を体験してみてください。

会社情報

会社名
株式会社イービス藻類産業研究所
住所
宮城県石巻市十八成浜清崎山1-21
電話番号
0225-98-8372

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