82%がクレジットカード2枚所持希望、使い分けの理由とは

クレジットカードの2枚持ち、人気の理由とは？

最近、クレジットカードを2枚所持することが一般的になりつつあります。この現象は、特にポイント還元や特典を最大限に活用するために多くの利用者が選択しています。ココモーラが実施した独自のアンケート調査によると、実際にクレジットカードを2枚持っている人のうち、約86.6%が今後もその枚数を維持したいと考えていることが明らかになりました。

調査の概要

この調査は、2024年10月に日本全国のクレジットカードを2枚持つ男女15名を対象に実施され、クラウドワークスを利用して回答を集めました。調査に参加したのは、男女各々から構成された15名で、有効回答数も全て取得されています。その調査結果から、利用者がどのようにカードを組み合わせているのかが浮き彫りになりました。

2枚持ちしているカードの組み合わせとその理由

調査の結果、最も多く挙げられた組み合わせは「楽天カード×イオンカード」で、その他にも「楽天カード×PayPayカード」や「楽天カード×イオンカードゴールド」などが見られました。これらは全て楽天カードをメインに据えた組み合わせであり、グループ内での特典や利用先がはっきりとした利点に繋がっています。

利用者の声からは、「イオンで買い物する際に便利」という理由や、「限度額が超えそうな際のサポート」といった理由がありました。特定の店舗でのポイント還元を意識した使い方が印象的です。例えば、楽天カードは高い還元率を誇る一方で、イオンカードはイオンラウンジの利用ができるという特典もあります。

大きな使い方の2つの軸

2枚持ちしていることで得られるメリットは、主に2つの軸に分類されます。一つは「限度額の管理」で、もう一つは「支出の分類」です。限度額が近づいてきた場合の緊急的な対応として、サブカードが役に立つケースが多く見受けられます。また、特定の支出を明確にするために、異なる種類のカードを使い分けることによって自分の生活費管理における透明性が高まるようです。

利用者の今後の展望

今後のクレジットカードの保有枚数について、参加者の実に86.6%が「2枚持ちのまま変えない」と回答したことから、多くの人がこのスタイルに満足していることが分かります。対照的に、1枚に絞りたいという声や増やしたいという声はそれぞれ6.7%に留まりました。これからも多くの人が、効率的なポイント利用と支出管理を両立させるために2枚持ちを選択し続けるでしょう。