スクールタクト、教育の新機能をリリース
株式会社コードタクトが提供する授業支援クラウド「スクールタクト」が、新たに「外部コンテンツの共有」機能を導入しました。この機能により、教育現場での動画コンテンツの活用が一層容易になりました。
教育現場における動画活用の意義
ICT教材の導入が進む中で、多くの教育機関で特に注目を集めているのが、NHK for Schoolやeboardの持つ教育的価値です。これらのプラットフォームが提供する動画コンテンツは、抽象的な概念の理解を深め、生徒の興味を引きつけるための有力な教材です。
しかし従来は、教師が外部サイトでコンテンツを検索し、個別に資料を作成したり、リンクを管理したりする必要があり、その準備に時間がかかるという課題がありました。特に教材が分散されてしまうと、実際の授業準備に多くの労力がかかっていました。
新機能で先生の負担軽減
今回の「外部コンテンツの共有」機能では、スクールタクトのプラットフォーム上で直接NHKやeboardの動画を検索し、関連データを一元的に管理することが可能になりました。具体的には、教師が各単元に適したコンテンツを簡単にリンクし、生徒に配布できるようになります。この機能の導入により、教材の検索や管理を効率的に行えるため、授業設計がこれまで以上にスムーズになります。
個別最適学習をサポート
さらに、新しい機能は生徒の進捗や理解度にも対応しており、自主学習や進度に応じた柔軟な教材の提示が可能です。これにより、教師は子ども一人ひとりの学びに寄り添った授業が展開しやすくなります。特に、学習者のペースに合わせた教材の提示が行えるため、自分のペースで学びたい生徒にも適した環境が整います。
その他の便利な機能も追加
併せて、単元や資料を簡単に複製する機能が新たに加わるため、教材作成の手間を軽減しています。これにより、教師はさらに効率的に授業準備を進めることができるでしょう。
スクールタクトについて
スクールタクトはAIを活用し、リアルタイムに学び合う場を提供する独自の授業支援クラウドとして、多くの教育機関で導入されています。低速インターネット環境でも快適に使用でき、教員の負担を軽減しながらも質の高い授業を実現します。これまでに、2,500校を超える学校に導入されており、教育現場のICT化を支援しています。
会社概要
株式会社コードタクトは、『「学び」を革新し、誰もが自由に生きる世界を創る』をミッションに掲げており、個々の力を伸ばす「学びの場」を提供していくことを目指しています。所在地は東京都渋谷区、設立は2015年1月で、代表はCEOの後藤正樹氏です。詳しい情報は公式サイトで確認できます。