京の湯葉店コラボ
2021-12-25 12:06:09

京の老舗湯葉店がクラウドファンディングで初のコラボ実現

京の老舗湯葉店がついにコラボ



京の伝統的な料理である湯葉。その作り手である老舗湯葉店が、共に力を合わせたクラウドファンディングをスタートしました。松山閣、三田久、ゆば泉といった名店が手を組み、滋賀県産在来品種の大豆を使用した食べ比べセットを展開します。この取り組みは、ただのビジネスの枠を超え、伝統産業を守ることや後継種子を継承する重要性を伝えることを目的としているのです。

伝統を支える「みずくぐり」



クラウドファンディングに使用する大豆品種「みずくぐり」は、滋賀県で昔から生産されてきた貴重な在来品種です。その生産量は滋賀県産大豆全体のわずか0.4%と非常に限定的で、コンバイン集荷用に品種改良されたものでなく、手間をかけて育てられたものです。本来の旨味と甘みが凝縮されたこの品種は、滋賀の大豆の美味しさを堪能できる特別な存在です。

コロナ禍を乗り越えて



しかし、コロナの影響を受けて、湯葉業界全体の需要は減少しています。湯葉は機械ではなく、熟練した職人による手作業で作られるため、特にその打撃は大きいと言えるでしょう。そこで、4社が協力してこのクラウドファンディングに挑み、お互いの技術と伝統を守る意義を強調したいと考えています。

食べ比べセットの魅力



このプロジェクトでは、3社がそれぞれの製法で作りあげた湯葉の食べ比べセットが提供されます。同じ大豆を使っていても、豆乳の温度や濃度、湯葉を引き上げるタイミングなどにより、できあがる湯葉は異なります。それぞれの店の特長が生かされ、例えば「濃厚な甘みのある湯葉」や「あっさりした風味の湯葉」といった多様な味わいが楽しめます。

モニター調査の結果



実施したモニター調査では、滋賀県産の在来品種を使用した湯葉は、通常の大豆を使った湯葉に比べて、格段に旨味と甘みが際立つとの声が寄せられました。この結果は、古くからの生産技術の賜物であり、職人の手が生み出した味の違いを如実に示しています。

あなたの「御贔屓先」を見つけて



この機会を通じて、あなた自身の「御贔屓先」を見つける旅に出かけてみませんか。京の老舗湯葉店が織り成す、創意あふれる食の饗宴をこのプロジェクトで体験しましょう。伝統を守り、新たな価値を創出する湯葉の美味しさを、その目と舌で確かめてください。滋賀県産在来品種「みずくぐり」の生命力を感じるひとときをお届けします。

会社情報



  • - 会社名: 株式会社松尾商店
  • - 所在地: 京都市下京区木屋町通り五条下がる都市町142
  • - 電話番号: 075-351-7301
  • - FAX: 075-351-7380
  • - URL: 松尾商店公式サイト

会社情報

会社名
株式会社松尾商店
住所
京都府京都市下京区都市町142
電話番号
075-351-7301

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