さっぽろ夏まつりでのキャッシュレス決済導入
2024年のさっぽろ夏まつりが、7月19日から8月14日まで開催されることが決定しました。この期間中、大通ビアガーデンにてマルチキャッシュレス決済サービス『KAZAPi(かざっぴ)』が5度目の導入を果たします。このサービスは、株式会社エム・ピー・ソリューションにより提供されており、観光客や地元住民にとって、よりスムーズな決済環境を提供します。
キャッシュレス決済の背景
『KAZAPi(かざっぴ)』の導入は、さっぽろ夏まつりだけでなく、さっぽろ大通で行われる観光イベント全般においても広がりを見せています。2014年に「さっぽろ雪まつり」で電子マネー決済を初めて導入したのがきっかけで、以降はさっぽろ大通でのすべてのイベントにおいて『KAZAPi』が活用されています。特に、2018年からは大通ビアガーデンでも毎年導入されており、2020年と2021年はオンライン開催となったため弾かれていますが、他年は連続的な導入がなされています。
KAZAPiの特長と利点
屋外会場といった特殊な環境での導入には多くの課題があります。通信環境が安定していないことや、供給される電源が不安定であることが挙げられますが、「KAZAPi」はこれを克服しています。具体的には:
- - リッチクライアント方式:決済処理が端末側で行われるため、通信が不要で高い安定性を確保できます。
- - ハンディ型端末:バッテリーを内蔵しており、瞬間的な電源断にも耐える設計が施されています。
これに加えて、クレジットカードのコンタクトレス決済やQRコード決済といった最新機能も順次追加されており、利便性の向上が図られています。
2024年の改善点
2024年には、過去の問題点を考慮して追加対策が実施されます。具体的には:
- - 日除けBOXの配布:屋外での直射日光対策を強化するため、各出展者に専用の「日除けBOX」が配布されます。
- - 訪日観光客向けの説明:外国からの観光客が増加する中、各決済手段やその利用方法について、出展者への説明をより丁寧に行います。
さっぽろ夏まつりの詳細
さっぽろ夏まつりは、1954年に始まりました。当初は中島公園で行われていましたが、1957年から現在の大通公園がメイン会場として使われています。大通ビアガーデンは、日本最大級の規模を誇っており、6区画を使用して開催されます。
2024年の「さっぽろ大通ビアガーデン」は7月19日から8月14日までの期間中に開催され、詳細な情報は「さっぽろ夏まつり」公式ホームページで確認できます。もしくは、公式サイトで最新情報をチェックしてみてください。
KAZAPiに関する詳細
『KAZAPi』は、エム・ピー・ソリューションがNECグループや他の電子マネー、クレジットカード会社と提携して提供しているキャッシュレス決済サービスです。通信回線を内蔵しており、インターネット接続が不要なため、迅速な導入が可能です。また、1台の端末で主要な電子マネーやクレジットカード、QRコード決済を扱うことができるため、経理処理も一本化できます。
エム・ピー・ソリューションについて
エム・ピー・ソリューションは、キャッシュレス決済サービスを通じてユニバーサル社会の実現を目指しています。また、2024年からは新たに自販機を活用したマーケティングサービスも開始予定で、キャッシュレス決済をさらに広げていく方針です。詳細は公式ウェブサイトで確認可能です。