サンクトガーレンが新たに提供する「和梨のヴァイツェン」
2025年9月10日(水)、サンクトガーレン有限会社が新しいビール「和梨のヴァイツェン」を発売します。このビールは、通常市場では販売されない傷が付いた梨や蜜症の梨を使用したアップサイクルビールです。これにより、農家が直面する食品ロス問題にも一役買うことが期待されています。
美味しさと持続可能性の両立
近年、日本の梨農家が直面している問題が、猛暑によって引き起こされる蜜症です。この現象は、果実内の糖分が偏り、見た目には美味しそうでも食感が損なわれてしまいます。サンクトガーレンは、こうした訳あり梨を活用することで、ただの廃棄物となるはずの果物を新たな価値に変えました。これにより、農家にとっては売れ残る果物を活用でき、株式会社サンクトガーレンは安価に果物を仕入れることができます。
3段階の加工で最大限に引き出す梨の風味
「和梨のヴァイツェン」は、小麦麦芽を主成分としたフルーティーなヴァイツェンスタイルのビールです。使用する酵母は梨や桃を思わせる甘い香りを持っており、そこに本物の梨をアクセントとして加えることで、リッチでフルーティーな味わいに仕上げています。
梨は傷の部分を取り除いた後、3つの異なる形状に加工されます。細かくカットされた梨、ペースト、そしてジュースとして使用され、それぞれの方法で引き出される香りや甘さを重ね合わせることで、梨の風味を最大限に表現しています。この徹底したアプローチにより、和梨のフレッシュさがビールに存分に活かされています。
商品情報
「和梨のヴァイツェン」は、以下のような特長を持つ商品です。
- - 品名:和梨のヴァイツェン(発泡酒)
- - 発売日:2025年9月10日(水)
- - 瓶容量:330ml(業務用の樽も販売予定)
- - 希望小売価格:539円(税込)
- - アルコール度数:5.5%
- - 販売場所:直営オンラインショップ、東急百貨店 吉祥寺店、東京・神奈川・千葉の一部イオン、また、近鉄百貨店あべのハルカス本店など。
サンクトガーレンタップルームで樽生を楽しめる
ビール愛好者には、サンクトガーレンのタップルーム(神奈川県厚木市)で、他の多様なビールを楽しむこともできます。店内では新鮮な生地を使用した本格ピザも味わうことができ、ビールとのペアリングが楽しめるスペースとなっています。
- - 住所:神奈川県厚木市中町2-2-1 本厚木ミロード2, 1F
- - 営業時間:12:00~22:00(金・土・祝前日は23:00まで)
- - 電話番号:046-230-7017
イベント情報
さらに、2025年9月19日(金)から23日(火・祝)には「2025けやきひろば秋のビール祭り」、9月26日(金)から10月13日(月・祝)には「横浜オクトーバーフェスト2025」が開催される予定です。これらのイベントでも、サンクトガーレンのビールが提供される予定なので、ぜひお見逃しなく!
進化する地ビールの歴史
サンクトガーレンは、日本の地ビール開放以前から、小規模でのビール製造に携わってきた先駆け的な存在です。アメリカでの評判が、日本での地ビール解放に結びつき、今では数々の賞を受賞するまでに成長しました。これからも新しい挑戦を続けるサンクトガーレンのビールにぜひ期待してください。
公式サイト
詳細については、公式サイトやSNSもチェックしてみてください。