AOLグループ、中国でのアドネットワークサービス開始
AOLグループが、中国に新たにアドネットワークサービスを展開することを発表しました。これは、急成長を続ける中国のインターネット広告市場に目を向けた戦略的な一歩です。iResearch社のデータによると、中国のネット広告費は2012年に753億元(約1兆2,000億円)に達しており、このままの勢いで成長が続くと、日本を抜いて世界第2位の規模が確実視されています。このタイミングでの現地法人設立は、アドバタイジングドットコムにとって新たな成長の機会と捉えられています。
新たに設立された現地法人「艾徳思」では、すでに中国国内の主要なインターネット広告媒体との契約を結び、2023年11月初旬から広告配信サービスをスタートする予定です。日本市場でも好評を得ている最適化技術を用いた効率的なディスプレイ広告配信を実現し、中国の顧客ニーズに応える柔軟なサービスを提供いたします。
アドバタイジングドットコム・ジャパンの概要
アドバタイジングドットコム・ジャパンは、2007年5月に米国最大規模のアドネットワーク事業者Advertising.com Inc.(現在のAOL Advertising Inc.)と三井物産の共同出資により設立されました。現在、日本国内において約200社の法人サイトに対して、毎月およそ40億から50億回のインプレッションを実現するバナー広告を配信しています。また、米国のAOL Advertising Inc.は、全米インターネットユーザーの約85%にリーチできるという実績を持ち、動画広告ネットワークやDSP、SSPをはじめとする様々なデジタル広告プラットフォームを提供しています。
会社情報
- - 会社名: アドバタイジングドットコム・ジャパン株式会社
- - 代表者: 代表取締役社長 髙橋 健司
- - 所在地: 東京都港区赤坂4-2-19 赤坂SHASTA EAST4階
- - ウェブサイト: AOL Advertising
報道関係者のお問い合わせ
AOLグループの今回の進出についての詳細や取材希望は、以下の連絡先へ問い合わせをお願いいたします。
現地法人である北京艾徳思広告有限公司の連絡先は以下の通りです。
この新たな挑戦は、AOLグループにとってアジア市場でのさらなる拡大を意味しており、注目を集めています。