テレビ大分がAI編集アシスタント『StoryHub』を導入
大分県大分市を拠点にするローカルテレビ局、テレビ大分は、自社の情報番組をWebメディアで展開するために、オールインワンAI編集アシスタント『StoryHub』を導入した。このプラットフォームは、動画コンテンツをテキスト記事として効果的に変換するために欠かせないツールであり、テレビ放送とWebメディアの連携を強化する役割を果たしている。
導入の背景と必要性
テレビ大分では、地元ニュースや情報を迅速に発信することを重視しており、Webメディアはその重要な一部であった。しかし、情報番組の内容は、映像に特化したものであったため、そのままテキスト化しても読者に効果的に伝わる品質にはならなかった。このため、情報番組をWebで展開するには、編集作業が欠かせない。しかし、同局ではリソースの限界からこの部分に注力できずにいた。
また、AIツールを使用するには、プロンプトエンジニアリングのスキルが必要で、知識不足から利用が難しかったのも事実だ。それに加え、情報セキュリティの課題もあり、信頼できるツールが少なかった。
StoryHubの導入と活用方法
このような課題を解決するために、『StoryHub』が選ばれた。テレビ大分の運用思想にある「中間工程にAIを用い、確認や取材は人間が行う」というスタンスに合致しており、AIに精通していないスタッフでも高品質の記事を書くことができる機能が多く含まれている。「レシピ」機能を活用すれば、各番組に合わせた記事の構成を容易に設定でき、安定した品質でのコンテンツ作成が実現した。
これまで手が回らなかった情報番組のWeb展開も可能になり、その結果、テレビ放送、YouTube動画、そしてWebメディアの記事作成という、マルチプラットフォームでの展開が可能になった。
さらに、ニュースの記事タイトル提案や、YouTubeの概要欄の作成、社内会議の議事録作成、英語契約書のチェックなど、多様な業務において『StoryHub』が幅広く利用されるようになった。ファクトチェック機能によって、編集者が取材していない場合でもリスクを管理する助けとなっている。
ビジネス面での成果
この新たな取り組みにより、テレビ大分は受託案件の提案の幅が広がるなど、ビジネス面でも大きな成果を上げている。AIを活用したコンテンツ制作の手法は多くのメディアで注目され、同局も業界の先駆者としての位置を確立している。今後も『StoryHub』の機能を最大限に活用しながら、視聴者に付加価値のある情報を提供し続ける方針だ。
最後に
『StoryHub』は、情報発信したい人々にとって頼れるパートナーとなり得る。これからも、テレビ大分は新しい情報発信の形を追求し、地域の情報を広く伝えていく研鑽を続ける。AIと人間の協力によって生み出される新たなストーリーが、地域や視聴者にとっていかに価値のあるものとなるか、引き続き注目していきたい。
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