日鉄興和不動産と象印マホービン、マイボトル普及に向けた連携協定を締結
2023年10月、日鉄興和不動産株式会社と象印マホービン株式会社が、マイボトルの普及促進に関する連携協定を結びました。この協定により、両社はオフィスやホテル、マンションなどでマイボトル利用を促進し、持続可能な社会の実現を目指すことになります。
未来を見据えた取り組みの背景
日鉄興和不動産の総合研究所「Future Style総研」は、2022年に行ったワークショップで得られた知見を基に、マイボトル利用を促すアイデアを展開してきました。その後、2023年には実際にシェアオフィスでの実証実験を実施し、効果を確認しました。さらに2024年には「Building 2 Bottle」プロジェクトを進め、環境意識の向上や廃棄物削減の取り組みが進められました。
プロジェクトの具体的な取り組み
新しく締結された協定では、以下のような取り組みが実施される予定です:
- - 不動産アセットにおけるマイボトル利用環境の整備
- - マイボトル洗浄機を活用したサービスや事業の検討
このような取り組みを通じて、日鉄興和不動産は社員食堂に象印マホービンの「万博モデル」を導入し、社内外への情報発信強化に努めます。
「Building 2 Bottle」プロジェクトの成果
このプロジェクトでは、赤坂インターシティAIRで働く従業員から「マイボトル利用宣言」を集めるキャンペーンを行い、1,416名の参加を得ました。利用環境の整備により、マイボトル利用者が20~30%増加したことも確認されています。これにより、両社はさらなる普及を目指し、サーキュラーエコノミーへの貢献を強める方針です。
未来に向けたビジョン
両社は、持続可能な社会の実現を目指し、新しい価値創出に挑んでいます。日鉄興和不動産は、社員一人一人にサステナビリティへの意識を育てることを重視しています。これにより、全員が自ら考え行動することで、社会課題の解決に貢献することを目指しています。
象印マホービンもマイボトルを通じた啓発活動を推進しており、地域や社会との連携を強化することで、持続可能な生活スタイルを広めていきます。
まとめ
日鉄興和不動産と象印マホービンの協力により、マイボトルの普及が加速され、快適な利用環境の実現が目指されます。サステナブルな社会作りへの貢献と共に、両社の取り組みと成果に期待が寄せられます。