モビリティスナック
2024-08-19 09:40:58

モビリティ人材の新たな交流拠点「モビリティスナック」登場

2024年8月23日、長野県で新しい社交場が誕生します。その名も「モビリティスナック」。この場所は地域モビリティや公共交通の専門家たちが集まり、情報やアイデアを自由に交換できる場を目指しています。日常生活の基盤となる「人の移動」に焦点を当て、地域や社会が抱える様々な課題について共に語り合うことが目的です。

「モビリティスナック」は、参加者が肩書きを外したリラックスした状態で交流できるように設計されており、モビリティを活かした新たな活動やビジネスモデルの創出が期待されます。第一弾として、長野県全域を対象とした「スナックシナノ」と千曲市を中心とした「スナックチクマ」の2つのイベントが予定されています。これらのイベントには、行政職員、観光事業者、地域のプレーヤー、さらには学生など多様な参加者を募集中です。

スナックシナノの概要


「スナックシナノ」は9月3日に開催され、長野県内のモビリティ課題や観光事業における広域連携に焦点をあてます。鉄道を中心とした広域連携の可能性を探るため、JR東日本やしなの鉄道といった地域の主要な鉄道事業者を招き、トークセッションが行われる予定です。このセッションではMaaS(Mobility as a Service)やゼロカーボン、マーケティング、テクノロジー、DXなど、多様な専門家たちが参加し、自らの経験を元に知見をシェアします。

参加者は現場のニーズを共有しながら、アイデアやプロジェクトの連携を深めることが可能です。会場はホテル圓山荘で、13:30から17:30の間に開催されます。40名以上の人々が集まるこのオープンスナックは、多くの方々にとって新しい出会いや学びのきっかけとなることでしょう。

スナックチクマの特徴


一方、「スナックチクマ」は8月23日に開始され、千曲市を中心に信州千曲観光局やしなの鉄道との連携を深めることが目的です。特別列車「湯けむりNEO号」の実現や、「千曲川ゴーランド」などのデジタルフリーパスプラットフォームの活用がテーマとなっています。地域住民や交通関係者と共に、観光・交通面での未来のビジョンを描くことが期待されています。

双方のイベントは「モビリティスナックトレーニング」として、実践的なスキルの向上や、異なる専門性を持つ参加者同士の理解を深める場も提供されます。具体的には、「千曲川ゴーランド」というデジタルフリーパスプラットフォームを教材として、切符の企画から利用データの収集・分析に至るまでのトレーニングが行われます。このように、モビリティスナックは単なる社交の場を超え、新たなビジネスやプロジェクトの創出の場として機能します。

プロジェクト背景と展望


株式会社ふろしきやが運営するこの「モビリティスナック」は、社会的な課題解決に向けた集団的なアプローチが必要だという認識からスタートしました。特にモビリティや公共交通分野は専門性が高く、関係者に限定されがちですが、そうした環境を打破し、多様な視点からのイノベーションを促進することが狙いです。

今後は長野県を越え、同様の課題を抱える地域でも「モビリティスナック」を展開し、地域活性化に寄与することを計画しています。このように、モビリティを切り口にした新たな社会的インパクトの創出が期待される「モビリティスナック」。地域の未来を共に描くその舞台に、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社ふろしきや
住所
長野県千曲市大字寂蒔177-1
電話番号
090-1957-1073

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