工芸の五月開催
2024-04-17 10:10:01

松本で楽しむ工芸の五月:本郷孝文の染織展を訪ねてみよう

松本で楽しむ工芸の五月



2024年4月27日から5月6日まで、長野県松本市にて「染織作家 本郷孝文の仕事」展が開催されます。この展覧会は、かつて絹の生産で栄えた松本の歴史を感じ同時に、染織家本郷孝文氏の美しい作品を楽しむ素晴らしい機会です。

本郷孝文氏の染織



本郷孝文氏は、1944年生まれで長野県松本市に根ざした染織家です。若干25歳のときに実家に戻り、代々受け継がれてきた工房で染織の道に入ります。彼は民藝運動の大家、柳悦博氏を師とし、以降、独自の美意識で数々の美しい作品を世に送り出してきました。彼の手仕事は、時代を超えて多くの人々の心に響くものがあります。

本郷氏の作品は、ただの着物ではなく、身に纏う人との関係性を重んじています。彼が作り出す着物は、実用性と美しさを兼ね備えており、それを着ることで人生を共に歩むことができる一着となります。彼が積み重ねてきた技術や思考は、まさに美しいメロディのように、心に深く響きます。

工芸の五月について



「工芸の五月」は、松本と工芸の深い関わりを再認識し、新たなエネルギーを生み出すことを目的に2007年にスタートしました。江戸時代から栄えた城下町松本には、さまざまな工芸品が製作されてきました。毎年、5月を「工芸月間」と定め、約50の会場で様々な工芸企画展が開催されます。

松本市の魅力を高め、地域の伝統を守りつつ、新しい価値を創造するための機会として、多くの市民や観光客に愛されています。

開催の詳細



展覧会情報


  • - 会期: 2024年4月27日(土)〜5月6日(月・祝)
  • - 会場: 高美屋文庫
  • - 住所: 長野県松本市中央2丁目2−6 高美書店ビル 中2階
  • - 開館時間: 11:00〜18:00(休館日: 5月1日)
  • - 入場料: 無料

関連イベント


  • - トークショー: 『本郷孝文と美しい手仕事の集積』
4月29日(月)11:00〜12:00, 高美屋文庫にて。参加費1,000円(要予約)。
  • - オープンアトリエ: 本郷織物研究所の工房見学や機織り体験が可能。4月29日と5月3日に開催されます。入場料は1,000円。

交通とおすすめ



長野県松本市は、北アルプスや美しい自然に囲まれた素晴らしい場所です。この展示会とともに、国宝松本城を訪れたり、自然探索を楽しんだりすることもお勧めです。
松本の魅力あふれる歴史的な雰囲気の中で、伝統的な工房文化や技術を見る絶好のチャンスです。

工芸の五月は、地域の文化を感じながら、あらたな発見と感動をもたらしてくれる素晴らしいイベントです。この機会をお見逃しなく、ぜひ訪れてみてください。

会社情報

会社名
ギャルリ灰月
住所
長野県松本市中央2丁目2−6 高美書店2F
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 長野県 松本市 本郷孝文 工芸の五月

Wiki3: 長野県 松本市 本郷孝文 工芸の五月

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。