東洋皮革の技術紹介
2025-04-16 11:51:32

エキゾチックレザーの魅力を引き出す東洋皮革の技術と秘訣

東洋皮革株式会社が紡ぐエキゾチックレザーの世界



日本国内で唯一のエキゾチックレザー専門タンナーとして存在感を示すのが、東洋皮革株式会社です。この企業は、原料皮の直接輸入からなめし、染色、仕上げまで、すべての工程を一貫して行う数少ない存在です。特に、ヨーロッパ市場への輸出実績が豊富で、国内外で高い評価を受けています。

エキゾチックレザーの魅力と育てる楽しみ



エキゾチックレザーは、その名の通り独特な美しさを持ち、一生ものの相棒となることができます。素材の個性を活かし、各種のオーダに応じた理想的な革を提供するため、東洋皮革は常に顧客の意見を丁寧にヒアリングし、一枚一枚を手作業で仕上げています。

「我々は、お客様の要望をそのまま受け入れるのではなく、一人一人にとって最高の皮革を提案できるよう努めています。」と語るのは、代表取締役の斉京照二氏です。革にはそれぞれのストーリーがあるため、顧客の期待を超えるものを提供していきたいと考えています。

職人の技術と現場体験



東洋皮革の職人は、国内に留まらずフランスなどの国にも出向き、現地の文化やデザインを肌で感じています。この経験は、革に新たな表現を与える重要な要素となっています。絵画のように革を扱う昆虫や爬虫類の皮は、その独特な模様や質感から、世界でひとつだけの製品へと昇華されます。

エキゾチックレザーの取り扱いと難しさ



取り扱うエキゾチックレザーには、ワニ、トカゲ、ヘビ、オーストリッチなど多様な素材があります。これらの革は、見る者を惹きつける独特の模様や質感を持っていますが、同時に扱いが難しく、専門技術を必要とします。特に、個々の動物の皮の特性に応じたなめしや染色が求められるため、加工には通常の皮革以上の時間と手間がかかります。

例えば、ワニの皮はヒ特異なウロコの質感から最高級の皮革素材として知られ、耐久性が高く、バッグなどファッションアイテムに最適です。トカゲの皮は独特の鱗模様を持ち、染色でも多彩な表現を可能にします。

足立ブランドに認定



平成25年度には、その専門性が評価され、「足立ブランド企業」として認定されました。斉京社長は、「足立区の地場産業として我々の技術を評価してもらったことは大きな励み」と述べ、さらなる技術の向上と地域貢献への意気込みを確認しました。

また、2019年には、同じく足立ブランド企業のAKASHIYAとのコラボーレーションも話題となりました。それぞれの強みを活かすことで、従来の量産品にはない特別な加工や染色が可能となり、オリジナル商品を生み出すことができました。

今後の展望



東洋皮革は、試験的に行っていた皮革製造コンサルティングが好評を博し、2025年度からは正式なサービスとしてスタートします。この展開を通じ、日本全国にエキゾチックレザーの魅力とノウハウを広げていくことを目指しています。

今後も唯一無二のエキゾチックレザーを通じて、技術とファッションの融合を図り、地域の活性化に貢献していくことでしょう。特に知識ある専門スタッフが対応する計画がある中で、東洋皮革はさらなる進化を遂げる可能性を秘めています。


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会社情報

会社名
足立ブランド
住所
東京都足立区中央本町一丁目17番1号足立区産業振興課
電話番号
03-3880-5869

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