笑顔あふれる未来を目指して、福岡でクリーン活動を実施
2025年3月29日、福岡市博多区のベスト電器スタジアム周辺で第3回「わたしたちのホームを美しく!Fukuokaクリーン大作戦」が開催されました。新日本製薬株式会社とアビスパ福岡株式会社が共催するこのイベントは、地域の環境保護をテーマに、多くの参加者が集まりました。244名という大人数が集結し、清掃活動を行ったこのイベントは、単なるゴミ拾いにとどまらず、参加者や地域の人々に環境保護の意識を高める機会となりました。
イベントの背景と目的
この取り組みは「Fukuoka Green NEXT」での福岡市の森づくりに賛同し、国際森林デーに合わせて実施されました。新日本製薬が「美と健康の新しい形を創り出す」というパーパスのもと、環境問題への関心を喚起するために始めました。特に、気候変動や地球温暖化といった重大な問題に対し、森林の重要性がますます高まっています。
また、このクリーン活動で掲げられた「LEADS TO THE OCEAN(LTO)」プロジェクトのキックオフも行われ、参加者は環境保護が日常生活にどう影響を与えるかを考える機会ともなりました。プロジェクトは、陸から生まれる海洋ごみの削減を目指し、地域住民が一丸となって取り組むものです。
活動内容と参加者の声
参加者は、新しくデザインされたイベントオリジナルの軍手を身につけ、ベスト電器スタジアム周辺のゴミ拾いに取り組みました。参加者からは「スタジアムから福岡を綺麗にして、県外のファンサポーターにも喜ばれる街にしたい」との意見や、企業側からは「美しい街づくりに貢献したい」とのコメントも寄せられました。
福岡市役所職員やアビスパ福岡のオフィシャルチアリーダーズ、ボランティアスタッフ、企業など、さまざまな団体がこの活動に参加し、異なるバックグラウンドを持つ人々が協力して地域を美しくしようという意識が生まれました。参加者の中には、普段自分が暮らす街の美しさを再認識した人や、環境問題に対する意識を高めた人も多く、これからも継続的に活動をしていこうという声が上がっています。
国際森林デーと今後の展望
国際森林デーは2012年の国連総会で決議され、持続可能な森林経営や生物多様性の保全を目的とした日です。この日を契機に、参加者は地域の環境問題を意識し、新しいコミュニティ作りへとつなげることが求められています。
イベントが持つ意味は、ただのボランティア活動に終わることなく、参加者同士が地域の美化について語り合うことで新たなネットワークが生まれることにあります。今後、このような環境保護活動が福岡市でさらに広がり、地域社会が協力しあうことで、持続可能な未来が築かれることを願っています。
「Fukuokaクリーン大作戦」は毎年行われる予定で、次回もさらに多くの人々が参加することが期待されています。地域の皆さまの参加を通じて、ふくおかの森を守っていく取り組みを今後も見守りたいと思います。