大阪市の医療機関に寄贈されたイオン発生装置の意義と影響
新型コロナウイルスによる影響を受けた日本全体が、感染拡大に悩まされ続ける中、医療現場で戦う医療従事者たちへの支援活動が重要視されています。そんな中、大阪市の一般財団法人住友病院に、株式会社ユニオンが新型コロナウイルス感染拡大防止を目的として「イオン発生装置」を寄贈したという発表がありました。本記事では、寄贈の背景や実際の装置の仕様、さらには今後の支援について詳しくご紹介いたします。
寄贈の背景
新型コロナウイルスの感染が広がる中、医療現場では多くの感染症患者に対して治療を行うため、常に高い感染管理が求められています。こうした状況を受け、株式会社ユニオンでは何か貢献できることはないかと考え、企業の持つ技術を生かし、イオン発生装置の寄贈を決定しました。
医療従事者への感謝の気持ちとともに、感染拡大防止に向けて少しでもお役立ていただければという想いが込められています。
イオン発生装置とは?
寄贈されたのは「Unireturn-L」という名称のイオン発生装置です。
- - 使用用途: 空気の除菌が可能で、院内の感染予防に寄与します。
- - サイズ: 150mm x 400mm x 85mmとコンパクトで、設置場所を選ばず方便に使用することができます。
- - 提供台数: 今回、40台が用意されています。
この装置は、空気中のウイルスや細菌を効果的に除去する機能を持ち、抗ウイルス効果が期待されています。特に、医療機関内における感染症の拡大を防ぐために非常に重要なアイテムとなるでしょう。
イオン発生装置の贈呈式
2020年8月6日、大阪市にある一般財団法人住友病院において、株式会社ユニオンの代表取締役である立野純三氏から、イオン発生装置の贈呈式が行われました。
現場では、住友病院の院長や名誉院長といった重要な関係者が参加し、寄贈の意義についても語られました。
今回の寄贈は、イオン発生装置が病院の安全性を大幅に向上させることが期待されており、今後の感染症対策における重要な一歩となります。
株式会社ユニオンの理念
ユニオンは、1958年に設立され、特にドアハンドル製造で高い技術力を誇っています。長年にわたり、建築のプロフェッショナルたちから信頼を受けており、その品質の高さはそのまま医療機関や公共施設においても大切な要素となります。
新型コロナウイルスの影響を受け、ユニオンは今後も医療現場への支援を継続し、企業としての社会的責任を果たしていく姿勢を示しています。
感染症が収束するまで、我々一人ひとりができる支援を模索し続けることが求められています。株式会社ユニオンの取り組みは、その一つの形であり、今後も期待が寄せられます。