熊本で注目を集めるホーシンのアルウォーク、売上も130％増で成長中

ホーシンのアルウォークが注目を集める理由

2022年11月、熊本で開催された『先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2022』において、株式会社ホーシンの新製品『アルウォーク』が大きな話題となりました。アルウォークは、特に垂直および傾斜面での作業に特化した足場ブラケットです。

アルウォークの特徴

アルウォークは、重量がわずか4.3kgでありながら、主要部材にはアルミニウムが使用されているため、非常に軽量で取り扱いやすいのが特長です。この製品は、あらゆる環境での利用を考慮して設計されており、48.6Φの単管や50角バタ、60角バタへの取り付けが可能です。さらに、フックを外すことでコンクリート躯体にも直接取り付けられるため、柔軟な対応が求められる現場でも活躍します。

特に注目すべき点は、オプションが豊富で、天端への取り付けや5分・6分ボルトの取り付け、そして斜壁や垂直壁にも順応できるという適応力です。また、単管を使用して簡単に手すりを設置することも可能であり、様々な工事現場のニーズに応えることができます。

導入先とその効果

アルウォークが特に重宝されているのは、橋梁やダム、砂防えん堤などの擁壁工事です。これらの作業においては、高所での作業が避けられないため、安全で使いやすい足場が不可欠です。国土交通省の新技術情報提供システムNETISに登録されており、2021年にはその活用効果が評価される技術として認められています。

地元貢献への想い

ホーシンは創業以来、九州大分で企画・製造・販売を行ってきました。近年、多くの自然災害や水害が続く中で、特に地元の建設業者への貢献が重要となってきました。ホーシンは、商品を通じて省力化やコスト減、安全性向上を実現し、地域に貢献したいと考えています。

技術フェアの概要

『先進建設・防災・減災技術フェアin熊本2022』は、2022年11月9日から10日まで、グランメッセ熊本で開催されました。本イベントでは、アルウォークの他にも水抜きパイプ足場やスーパーSSジャッキ、2DマシンガイダンスシステムiDigなど、多くの先進技術が紹介されました。事前登録を通じて来場者を招待し、地域の建設技術を広める場となりました。

ホーシンのアルウォークは、単なる製品に留まらず、地元コミュニティに根ざした支援の象徴でもあります。軽量・高機能な足場ブラケットが、今後の建設現場にどのように貢献していくのか、ますます注目が集まります。今後もホーシンの活動に期待が寄せられています。