シドニーのAグレードビル
2025-03-31 13:29:25

豪州・シドニーのAグレードビル「135 King Street」の取得について

豪州・シドニーでの不動産取得


ダイビル株式会社(社長:丸山 卓)は、オーストラリア現地法人Daibiru Australia Pty Ltdを通じて、シドニー中心地区にあるAグレードオフィス・商業ビル「135 King Street」を100%取得することを発表しました。売買契約は、オーストラリアの大手不動産会社であるInvestaが運用するInvesta Commercial Property Fundとの間で締結されました。

シドニーの魅力的な立地


「135 King Street」はシドニー市のCBD、つまり中央業務地区に位置し、高級ブランド店や大型商業施設が立ち並ぶ南半球最大のショッピングストリート「Pitt Street Mall」に面しています。この立地は、オフィスと商業の両方に特化した利便性を持っており、非常にユニークな環境が整っています。

さらに、地下鉄(シドニーメトロ)、ライトレール、近郊鉄道の主要な交通機関の駅が徒歩5分以内の距離というアクセスの良さも大きな魅力です。このため、多くの企業や政府機関、有名ファッションブランドが既に入居しており、高い稼働率を維持しています。

環境性能も優秀


本物件の環境面でも高い評価を受けています。オーストラリアの環境評価システムであるNABERS Energyからは5.5スターの評価を受けており、最高評価の6.0に近いレベルに達しています。また、ビルの共用部で使用される電力は100%再生可能エネルギーで賄われているため、持続可能な管理が行われていることを示しています。

ダイビルの海外展開


ダイビル株式会社は、2018年にシドニーで「275 George Street」の開発プロジェクトに100%出資し、現在は満室稼働しています。2023年にはメルボルンにも進出し、オーストラリアの大手不動産開発会社Mirvacと共同でオフィスビルの開発を行っています。このような展開により、ダイビルはオーストラリア市場での存在感を高め、今回の「135 King Street」の取得に結びつきました。

さらに、ダイビルは2035年を目指した中長期経営計画『BUILD NEXT』を策定し、海外事業戦略を重要な柱の一つとしています。具体的な施策として、現在投資を行っている国であるオーストラリアとベトナムへの投資拡大が掲げられています。この計画の一環として、本物件の取得が進められただけでなく、今後も商船三井グループの核となる資産としての役割が期待されています。

ダイビルは、既に進出しているインドを含む国際的なネットワークを活用し、さらに海外投資への取り組みを強化していく方針です。これにより、グローバルな市場における競争力を高め、持続可能な利益の創出を目指していきます。

物件情報


  • - 名称: 135 King Street
  • - 所在地: 135 King Street, Sydney, NSW
  • - 竣工年: 1990年
  • - 敷地面積: 2,736㎡
  • - 貸床面積: 32,695㎡
  • - 階数: 地上27階、地下2階、塔屋

ご興味のある方は、ダイビル株式会社の海外事業部までお問い合わせください。(TEL:06-6441-1371)


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会社情報

会社名
ダイビル株式会社
住所
大阪府大阪市北区中之島3-6-32ダイビル本館5階
電話番号

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