2024 MAMA AWARDS:アメリカ・ロサンゼルスから世界へ発信されるK-POPの祭典
2024年、世界最大級のK-POP授賞式「MAMA AWARDS」が、25周年を迎え、初のアメリカ開催という歴史的快挙を成し遂げました。11月21日(アメリカ現地時間)には、ハリウッドの象徴的な劇場であるドルビー・シアターで授賞式が開催され、その熱気は日本へと引き継がれ、11月22日、23日には京セラドーム大阪でも盛大に行われました。
今年の「MAMA AWARDS」は、世界中から注目を集めるライジングスターたちが、その才能と魅力を爆発させる舞台となりました。中でも、ILLIT、TWS、YOUNG POSSEの3組は、グループ独自の個性を存分に活かした、記憶に残るパフォーマンスで観客を魅了しました。
ILLIT:魔法少女が織りなす幻想的な世界
今年2作連続でヒット曲を飛ばし、勢いに乗るILLIT。デビュー曲『Magnetic』に続き『Cherish (My Love)』も大ヒットし、キュートなビジュアルと実力派の音楽性が話題を呼びました。今回のMAMA AWARDSでは、神秘的な魔法少女に変身。彼女たちの持ち前の愛らしさと、洗練されたパフォーマンスが融合した、幻想的なステージは、世界中のK-POPファンの心を掴みました。
TWS:青春の輝きを放つハイティーン映画のようなステージ
デビューと同時に『plot twist』で大きな旋風を巻き起こしたTWS。初のMAMA AWARDSの舞台で、ハイティーン映画をコンセプトにした、これまでにない斬新なパフォーマンスを披露しました。メンバーは、それぞれ文学部やフットボール部の学生に扮し、学校を舞台にした、青春感溢れる演出が大きな話題を呼びました。
YOUNG POSSE:カリフォルニアの熱気を込めたヒップホップ魂
米州ツアーを成功させたYOUNG POSSEは、ヒップホップの本場アメリカ・ロサンゼルスで、これまで以上にパワフルでスケールアップしたパフォーマンスを披露しました。「Seotaiji and Boys」の名曲『Come Back Home』をオマージュした演出や、グループ独自のストーリーが込められたフリースタイルのラップは、会場の熱気をさらに高めました。さらに、ロサンゼルスのダンサーたちとコラボレーションした、カリフォルニアの文化が融合した演出も大きな見どころとなりました。
世界へ繋がる、グローバルなK-POP授賞式
「2024 MAMA AWARDS」は、アメリカと日本での開催に加え、MnetやYouTubeチャンネルなどを通じて全世界へ生中継されました。aespa、Anderson .Paak、BIBI、BOYNEXTDOOR、BYEON WOO SEOK、ENHYPEN、G-DRAGON、(G)I-DLE、INI、IVE、izna、J. Y. Park、KATSEYE、Lee Young Ji、ME:I、MEOVV、PLAVE、RIIZE、SEVENTEEN、TOMORROW X TOGETHER、TREASURE、ZEROBASEONEなど、豪華アーティストたちが一堂に会し、K-POPシーンの現在を鮮やかに彩りました。
グローバル電子決済サービス大手のVisaをタイトルスポンサーに迎え、そのスケールは世界規模へ。Mnet Smart+では、アメリカ・ロサンゼルスのレッドカーペットの様子を無料配信するなど、視聴者への配慮も万全でした。
今年の「2024 MAMA AWARDS」は、単なる授賞式を超え、K-POPのグローバル化を象徴する、歴史的なイベントとなりました。来年以降の開催にも、大きな期待が寄せられています。