株式会社EXORPHIAの新しい研究成果に注目!
株式会社EXORPHIA(エクソーフィア)は、2025年8月に名古屋で開催される第43回日本受精着床学会で、最新の研究成果を発表する予定です。この学会は生殖医療や着床をテーマとした国内最大級のイベントであり、基礎研究から臨床応用に至るまでの多くの知見が共有される貴重な場です。
発表内容について
発表される演題名は「高齢マウス胚に対するMSC-EVの質的改善効果:妊娠に向けた有望なアプローチ」です。ここでは、ヒトの高齢に相当するマウスの胚に対し、臍帯由来間葉系幹細胞(MSC)から得られる細胞外小胞(EV)がどのように胚発育に寄与するかを探求した研究結果が紹介されます。
研究チームは、MSC-EVが胚盤胞率の向上、胚盤胞到達時間の短縮、さらには胚質の改善に大きな効果をもたらすことを実証しました。特筆すべきは、高齢マウス胚においてもその改善効果が確認された点です。この成果は、将来の不妊治療においてIVF(体外受精)培地にMSC-EVを添加することが有望であることを示唆しています。
発表の詳細
- - 日時: 2025年8月28日(木)16:00〜17:10
- - 会場: 名古屋マリオットアソシアホテル 17F「ルピナス」
- - 形式: ポスター発表(フリーディスカッション)
- - ポスター番号: P-23
- - 筆頭著者: 金子いずみ(創薬研究部 部長)
研究開発への責任ある取り組み
現在、EVや幹細胞に関連した自由診療が注目を集めていますが、これには安全性や有効性の検証が不十分なケースがあるため、弊社はこの流れに立ち向かう姿勢を持っています。EXORPHIAでは、品質や安全性、倫理性を最優先とし、専門家のアドバイスを基にした科学的根拠に基づく責任ある研究を進めています。
今後も当社は、EV技術を用いた新たな医療の発展に寄与するため、研究開発を続けていきます。学会に参加される方々には、ぜひ当社の発表にお越しいただけることを心よりお待ちしています。
会社概要
株式会社EXORPHIAは、東京都千代田区に本社を構えています。2019年に設立されて以来、細胞外小胞(EV)を利用した医薬品や添加剤の開発および販売を行っています。代表取締役CEOは口石幸治氏が務めています。
お問い合わせ
詳細な情報やお問い合わせについては、以下にご連絡ください。
この機会に、最新の研究成果に触れてみてはいかがでしょうか。