食料供給研究報告会
2022-08-19 14:00:01

持続可能な食料供給産業を築くための研究成果報告会へ参加しよう

食料供給の未来を考える



地球上の人口が増加する中、2050年までに食料需要が2010年比で1.7倍に達することが予測されています。このような状況を受けて、私たちの食料供給体制はどのように変わるべきか、多くの専門家が頭を悩ませているのが現状です。特に生産効率の向上だけに頼る方法では、地球の自然環境が持つ循環機能が破壊され、持続可能な食料供給が困難になる恐れがあります。

これに対応するため、ムーンショット型研究開発事業が立ち上げられました。この事業は、「2050年までに地球規模でムリ・ムダのない持続的な食料供給産業を創出する」という高い目標を掲げています。現在、千葉一裕プログラムディレクターを筆頭に、700名以上の研究者が参加して、8つのプロジェクトが進行中です。これらのプロジェクトは、食料生産の各段階から消費まで、幅広い分野での課題に取り組んでおり、失敗を恐れずに新たなアプローチに挑戦しています。

結果を報告する成果報告会



この大型プロジェクトは、開始から3年目を迎えるにあたり、今後の進展を共有する場として「ムーンショット型農林水産研究開発事業 成果報告会」を開催します。このイベントは、2022年8月31日(水)に東京国際フォーラムのホールD5で行われ、オンライン配信も予定されています。無論、参加は無料で、感染症対策の観点から状況に応じた形式での実施となります。

当日は、プログラムディレクターから本事業の趣旨や目指す社会像が説明されたあと、各プロジェクトの責任者による研究成果の発表があります。各参加者には質疑応答の時間も用意されており、外部の有識者や専門家を交えた総合討論が行われる予定です。報告会終了後には、メディア向けの懇談会も設けられており、参加者との意見交換が大いに期待されます。

地球規模の課題を共に考える



この成果報告会に参加することで、食料供給の未来に対する理解が深まるだけでなく、新たなアイディアや価値観を得る貴重な機会となるでしょう。なぜなら、私たちの生活や環境に直結している食と農のあり方は、時代の変化に応じて常に進化し続けます。未来を見据えた取り組みに対して、参加することで、より良い社会作りの一翼を担うことにもつながります。多くの皆様の参加を心よりお待ちしております。

  • ---

開催概要


  • - イベント名:ムーンショット型農林水産研究開発事業 成果報告会
  • - 日時:2022年8月31日(水)9:50-16:50(予定)
  • - 開催方法:会場開催およびオンライン配信
  • - 会場:東京国際フォーラム ホールD5
  • - 主催:生物系特定産業技術研究支援センター(BRAIN)
  • - 参加料:無料

お問い合わせ


成果報告会事務局
E-Mail:[email protected](受付時間 平日10:00〜18:00)

会社情報

会社名
「ムーンショット型農林水産研究開発事業成果報告会」事務局
住所
東京都豊島区高松1-1-11
電話番号

トピックス(科学)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。