熊本の養殖とらふぐ
2021-07-16 13:24:43
熊本・天草の養殖とらふぐ「六福」が受賞!新たな挑戦へ
熊本・天草産の「六福®-ROPPUKU-」が輝く瞬間
熊本県天草市の養殖とらふぐブランド「六福®-ROPPUKU-」が、今月行われた「第11回チーム・シェフコンクール」において審査員特別賞を獲得しました。この栄誉ある賞は、農林水産業の発展を応援するためのイベントで、多くのバイヤーやシェフが参加する中で与えられました。
表彰の背景
ここで特に注目されるのは、六福が日本食品分析センターの調査で記録した素晴らしい結果です。このブランドのとらふぐは、天然のとらふぐと比べて、旨味成分のリジンとグルタミン酸が実に6倍も多く、グリシンも2倍多いというのです。このような成分の飛躍的な向上は、厳しい認証制度をクリアした証でもあり、熊本県の「お墨付き」が与えられています。
六福の想い
養殖の歴史が61年に及ぶこのブランドは、1979年に熊本県で初めてとらふぐの養殖を始めた業者の一つです。これまでの経験で蓄積された技術は、加工・処理技術においても新しい水準に達しました。特に、捌き方や血抜きに関する研究が進んだことで、消費者のもとへ新鮮で美しい状態で届けられるようになりました。これにより、多くの人々に喜ばれ、感謝の声が寄せられています。
サステナブルな未来へ
「六福」は、サステナブルな魚づくりを目指しています。今後も、過去の年代から引き継がれた知恵と技術に加え、現代の環境意識やSDGs、ASC認証などに真摯に向き合っていく考えです。大切な海や自然に感謝しながら、美味しくて安全な魚を養殖し続ける意義を大事にしています。
受賞による新たな動き
受賞を契機に、今後の展開も多岐にわたります。特に注目されているのが、地元の醤油蔵とのコラボレーションによる調味料の販売です。これを通じて、すべての素材を熊本県産にこだわった「六福®-ROPPUKU-」セットの販売が今冬を予定しています。さらに、受賞を受けて大手企業からも企画提案が寄せられており、期待が高まっています。
おわりに
以上のように、「六福」は今後も新しい挑戦を続けていく意向を示しています。多くの人々の笑顔を作り出すため、愛情をもって育てられたとらふぐが、これからも多くの人に楽しまれる姿を想像しています。この美味しい魚が、今後ますます知られることを期待せずにはいられません。
会社紹介
会社名:株式会社ふく成(ふくなり)
所在地:860-0058 熊本県熊本市西区田崎町380-9
代表者:平尾優(ひらおまさる)
創業:1968年
URL:https://fukunari.jp
事業内容:水産物の養殖、加工、卸売、ネット販売
会社情報
- 会社名
-
株式会社 ふく成
- 住所
- 熊本県熊本市西区田崎町380-9
- 電話番号
-
096-322-3112