地域医療の未来
2025-08-27 13:10:32

田園調布医師会の取り組みと地域医療の未来について

田園調布医師会・内山浩志会長のインタビュー



東京都大田区に位置する田園調布医師会の内山浩志会長は、地域医療の重要性と、新型コロナウイルス感染症への対応を機に進んだ取り組みについて語ります。この医師会は、地域に根ざした医療サービスを提供するために常に努力しています。特に、クリニックのデジタル化(DX化)による医療サービスの向上に注力しており、その一端を支える株式会社ギミックと共に、地域住民の健康に貢献しています。

大田区は東京都23区中でも最も広いエリアであり、そうした広大な地域で効果的な医療を提供するために、田園調布医師会を含む3つの医師会が協力し合っています。内山会長は、この連携が小規模な医師会だからこそ可能な迅速かつ柔軟な対策を実現していると強調しています。実際、新型コロナウイルスの影響を受け、医療体制の強化だけでなく、地域住民との信頼関係を深めることにも成功しています。

地域医療への取り組み



現在、田園調布医師会は特に「5歳児健診」に力を入れています。このモデル事業では、幼児期に発達障害等の問題を早期に発見し、適切な支援をつなげることが狙いです。令和8年度の実施を目指しており、行政や教育分野とも連携しながら、この取り組みは進められています。内山会長は、今後も続けて地域課題の解決に向けた活動を行っていくと話しています。

また、同医師会が2024年に開設する「シニアステーション千束」では、高齢者を対象に健康づくりの支援を行う予定です。地域包括支援センターと連携し、介護予防や健康維持のためのプログラムを展開し、特に認知機能や運動能力を高める活動に注力する方針です。

医療を支える「ドクターズ・ファイル」



医療情報を一元化して提供するサイト「ドクターズ・ファイル」は、地域医療の重要な資源です。このサイトでは、症状に応じて国内のクリニックや病院を簡単に検索できるため、地域住民は必要な医療サービスを迅速に見つけることができます。「ドクターズ・ファイル」で行われる取材は、全国の医師に対して行われ、実際の診療内容や医師の想いを詳しく知ることが可能です。これにより、地域医療の透明性が高まります。

内山会長は、デジタル化の進展により医療サービスが向上し、医師や患者にとっての利便性が向上する未来を描いており、田園調布医師会がさらなる取り組みを続けることを約束しています。このインタビューを通じて、地域医療の未来がいかに変わっていくか、その一端を感じ取ることができました。地域に根ざした医療の実現に向けて、さまざまな面での取り組みが必要です。

田園調布医師会の努力を通じて、地域医療の向上と、すべての住民が安心して生活できる環境作りがなされることに期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社ギミック
住所
東京都渋谷区南平台町2番17号 A-PLACE渋谷南平台3階・5階(総合受付) ・7階
電話番号
03-6277-5939

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