太陽電池実証実験
2026-09-14 15:23:23

積水化学らがフィルム型ペロブスカイト太陽電池実証実験を開始

フィルム型ペロブスカイト太陽電池の実証実験がスタート



積水化学工業株式会社、積水ソーラーフィルム株式会社、鹿児島銀行、南国殖産の4社は、鹿児島県志布志市でフィルム型ペロブスカイト太陽電池の新仕様に関する実証実験を開始しました。この実験は、2026年9月4日より約3年間にわたり行われます。

背景



2050年までにカーボンニュートラルを実現するため、日本でも再生可能エネルギーの導入が求められています。太陽光発電は、その中でも特に重要な役割を果たすと考えられています。しかし、日本の限られた平地面積では、従来のシリコン系太陽電池の設置が難しい地域も多く見受けられます。

その点、フィルム型ペロブスカイト太陽電池は、軽量かつ柔軟な特性を持っているため、従来の設置が難しかった場所への導入が容易になると期待されています。また、台風や塩害といった自然災害が多い地域での評価も必須であることから、今回の実証実験が行われる運びとなりました。

実証内容



実証実験では、既に事業化が進んでいるSSF製のフィルム型ペロブスカイト太陽電池を、さらに軽量化・安価化し、柔軟性を生かした新しい「シート仕様」に改良。これを鹿児島銀行志布志支店にて、南国殖産が施工を行い設置します。

この実証での主な検証ポイントは、台風や塩害などの影響を受ける際の耐候性の評価や、施工方法の検証です。特に、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の設置がもたらすメリットや、従来モデルとの違いについても焦点を当てます。また、特殊金具を用いた「連続設置仕様」の実証も並行して行い、屋根面積に対する設置容量の最大化を図る予定です。

実証の詳細



  • - 設置場所: 鹿児島県志布志市(鹿児島銀行志布志支店)
  • - 設置規模: 屋根上にフィルム型ペロブスカイト太陽電池「シート仕様」「連続設置仕様」を設置
  • - 実証期間: 2026年9月4日より約3年間
  • - 実証内容: 台風・塩害による影響評価、施工方法の検証

今後の展開



フィルム型ペロブスカイト太陽電池の新仕様に関する実証研究が進展することで、鹿児島銀行と南国殖産、SSFは、定期点検や実証結果に基づき耐候性能の向上や施工方法の改善に努めていきます。これにより、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の導入が広がり、脱炭素社会の実現に向けた重要な一歩となることが期待されています。

今回の実証実験が成功すれば、再生可能エネルギーの導入が一層進むことでしょう。


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会社情報

会社名
積水化学工業株式会社
住所
大阪市北区西天満2丁目4番4号
電話番号
03-6748-6460

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