新しい旅の味方「STAY+」が登場
旅行者向けの新しいサービス「STAY+(ステイプラス)」が東京でまもなく本格展開を開始します。このサービスは、宿泊施設と地域の飲食店を結びつけ、その効率を高めることを目指しています。昨年の夏から一部のホテルにてβ版の実施を進めており、観光客へのアプローチ方法が進化しています。
スムーズな顧客対応を実現
「STAY+」の特徴は、宿泊業界の人手不足にもかかわらず、顧客に快適な対応ができる点です。特に注目されているのが、トラベルガイド「STAY+CARD」。このカードを使用することで、すぐに地域の飲食店や観光地の情報を得られ、ホテルのスタッフは多言語を駆使せずともスムーズに案内が可能となります。これにより、アテンド業務の時間も大幅に短縮できます。
また、カードのデザインは旅行者の心を引きつけるもので、ただの情報提供にとどまらず、旅行の思い出の一部としえるよう工夫がされていることで、多くの利用者から好評を得ています。
トラベルガイド「STAY+CARD」の魅力
「STAY+CARD」は、以下のような特徴を備えています:
- - 宿泊施設内の目立つ場所で配布され、専用のスタンドで整理された情報を提供。
- - スマートフォンでQRコードを読み取ることで、飲食店の詳細情報を確認できます。
- - ブランドイメージに合わせた什器やカードホルダーのカスタマイズが可能です。
このように実用性をもたせながら、宿泊施設のブランディングにも寄与する「STAY+CARD」は、多くのニーズに応えていくでしょう。
AIコンシェルジュで24時間対応
さらに、「STAY+」には24時間365日、自動で顧客対応が可能な「STAY+AIコンシェルジュ」が搭載されています。このAIは、室内に設置された端末からアクセスでき、観光地の情報やイベントの案内、レストランの予約など多岐にわたるサポートを行います。
顧客がレストランの情報を求める場合、AIコンシェルジュが即時に詳細を提供し、特定の条件(例:ベジタリアンやアレルギー対応)についても情報を整理して提供します。顧客からの質問に多言語に対応する人員がサポートするため、安心して利用できます。
観光消費を取り巻く状況
観光業界が直面する課題として、人手不足が深刻化しています。国土交通省の調査によれば、宿泊分野の有効求人倍率は極めて高く、ホテル業界では新たな解決策が求められていました。エフスタイルはこれを受け、観光消費の拡充を目指して「STAY+」のサービス開発に挑戦しています。
今後、「STAY+」は東京の23区を中心に展開を拡大する予定で、日本の魅力的なコンテンツを活用しながら、テクノロジーを駆使した情報提供を行っていくことが期待されています。
会社情報
- - 社名: 株式会社エフスタイル
- - 所在地: 東京都港区南青山3丁目5-2 南青山第一韮沢ビル3階
- - 代表取締役社長: 藤井哲哉
- - 事業内容: インバウンド向けサービス事業、広告宣伝業務
- - 公式ウェブサイト: fstyle-japan.com
新しい取り組みが旅の楽しみを何倍にも増やす「STAY+」。これからの旅行がどう変わっていくのか、ますます楽しみです。