日野市の市民農園で新たな運営方法を模索
市民農園は地域社会において古くから親しまれている場であり、実際に農業を体験する貴重な機会を提供します。日野市では、この貴重な経験をより多くの人に広め、特に若い世代にアプローチするためのワークショップを開催します。これにより新しい運営方法を参加者と共に考え、実際の実践へと繋げていきたいという目標があります。
開催概要
このワークショップは、以下の日程で行われます。参加者の皆さんは、自分の意見やアイデアを持ち寄り、運営方法の改善に取り組むことが期待されています。
① 8月17日(土) 14:00~16:30
② 9月1日(日) 10:00~12:30
③ 10月27日(日) 10:00~12:30
④ 11月16日(土) 10:00~12:30
①③④ 南平体育館
② せせらぎ農園 (日野市新井)
アドバイザーとして専門家の木村智子さん、牧野ふみよさんが登壇します。
南平地域にお住まいの方や、活動に興味を持っている方々を歓迎します。
なぜ新しい運営方法が必要なのか?
日野市では、市民農園が設置されているものの、近年は応募倍率の低下が見られ、とりわけ若者の農業離れが深刻な問題となっている現状があります。令和4年度に行った利用者アンケートからは、「草取りが辛い」「毎週農園に通えない」「栽培方法が分からず不安」といった声が寄せられました。
そのため、市は市民同士の交流を促進し新たな運営方法を導入する必要性を感じており、令和7年度から南平市民農園をモデルにした新しいプロジェクトをスタートする計画です。これにより参加者同士のつながりを促進し、より多くの人々が農業の魅力を再発見できる場を創り出したいと考えています。
TUKURUとの連携
日野市では、一般社団法人TUKURUにこのプロジェクトのコンサルティングを依頼しています。この団体は、実際にコミュニティ農園「せせらぎ農園」を運営しており、生ごみのたい肥化や土づくりを通じて、農業を楽しむことを目指した活動を行っています。TUKURUのノウハウを活用し、より持続可能で交流の生まれる市民農園を作り上げる意向です。
参加方法
ワークショップへの参加希望者は、以下の手順で申し込むことが可能です。:
1. メールにて申し込み(アドレス:
[email protected])。
2. メールには、以下の情報を記載してください:
- 氏名(ふりがな)
- 電話番号
- 住所
3. または、チラシに記載されている二次元コードから申し込みができます。
市民農園の未来を一緒に考え、より良い運営につなげるために、ぜひともご参加ください。あなたのアイデアが日野市の市民農園を変えるきっかけとなるかもしれません。