COM-PJの成功事例
2025-09-17 10:51:29

社会起業家支援プログラムCOM-PJの成功事例と挑戦

COM-PJ第6期生の成功事例に迫る



社会起業家支援プログラム「COM-PJ(コンプロジェクト)」は、京都リサーチパーク株式会社と株式会社talikiによって共催され、社会課題の解決に取り組む若い起業家を対象にしたプログラムです。本年度で6年目を迎えたこの取り組みは、過去5年間にわたり68名が採択され、38名が実際に起業を果たすなど、その影響力は年々増しています。卒業生たちは、国内外で数々のビジネスコンテストにおいて成功を収めており、これまでに約59件の賞を獲得しています。

最近公開されたインタビュー記事では、2名のCOM-PJ卒業生にスポットライトを当て、彼らがどのように社会課題に取り組んでいるのかを紹介しています。彼らの経験や心境の変化、起業家としての成長を、それぞれの視点から語ったインタビュー記事をぜひご覧ください。

COM-PJとは何か?


COM-PJは、主に30歳以下で創業から2年未満の起業家たちを対象としたプログラムで、実践的な講義やメンターからのフィードバックを受けながら、自らのビジネスアイデアを検証し、発展させていくための3カ月間の支援を提供しています。この期間中に参加者は、アイデアの具体化やプロトタイプの作成を目指し、周囲の支援を受けながら専門的な知識やスキルを身につけていきます。また、メンタル面に関するサポートも充実しており、卒業後も持続的なコミュニティが形成されています。

卒業生のインタビュー


今回のインタビューに登場したのは、COM-PJ第3期生の徳山倖我さんと第5期生の多和実月さんです。

徳山 倖我さん


徳山さんは、教育とものづくりを融合させた事業で、「ワクワクに素直に生きる」人を増やすことを目指しています。彼はCOM-PJに参加することで、人々の心に響く事業の魅力を理解し、事業の方向性を明確にすることができたと語っています。

多和 実月さん


多和さんは、子どもたちの口腔衛生をサポートする事業を展開しており、「お口の健康をもっと身近に」という目標を掲げています。COM-PJを経て、彼女は自身のビジネスモデルを再構築し、多くの仲間との交流を通じて心境の変化を感じているそうです。

コミュニティの重要性


COM-PJでは、参加者たちが互いに支え合い、知恵や経験をシェアできるような環境を整えています。このようなコミュニティは、初期段階の起業家にとって非常に重要です。メンターや卒業生との交流を通じて彼らは、ビジネスの発展や課題解決に向けた具体的なアドバイスを得ることができ、安心して取り組む力を養うことが可能です。

今後の展望


現在、第6期生がプログラムの最終段階を迎えており、2025年10月4日には特別なピッチイベントが行われます。このイベントでは、参加者がこれまでの成果を発表する予定であり、次世代の社会起業家たちの活躍を期待しています。さらに、このピッチは「BEYOND 2025」という大規模なソーシャルカンファレンスの一環として開催され、社会課題に対する新たな価値創造の舞台ともなります。

日本における社会起業家の未来は、彼らのような若い挑戦者たちによって拓かれています。これからもCOM-PJから多くの起業家が輩出され、社会に良い変化をもたらすことを願ってやみません。


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会社情報

会社名
京都リサーチパーク株式会社
住所
京都府京都市下京区中堂寺南町134
電話番号

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