新ビジネス「Sollective」
2021-07-28 11:15:30
フリーランスを活かした新たなビジネスモデル「Sollective」の挑戦と資金調達
フリーランスと企業をつなぐプラットフォーム「Sollective」
最近、フリーランスと企業との新しい関係性を築くプラットフォームである「Sollective」が注目を集めています。このサービスは、優れたフリーランスの力を借りることで、企業が迅速に問題解決やプロジェクト遂行を行えるように設計されています。
資金調達の背景
この度、Sollectiveは千葉道場ファンドから6100万円の資金調達を成功させました。この資金は、プラットフォームのさらなる進化と、フリーランスコミュニティの活性化を目指して活用される予定です。特に、フリーランスが持つ多様なスキルの活用により、企業が戦略的なチームを素早く構築できる環境を提供することが狙いです。
日本におけるフリーランスの現状
欧米のIT企業ではフリーランスをプロジェクト単位で採用するのが一般的ですが、日本ではまだその活用が遅れているのが現状です。Sollectiveは、このギャップを解消し、日本企業の競争力を向上させる手助けをすることを目的としています。企業のニーズに合わせ、即戦力となるフリーランスを効率的に探し提供することで、プロジェクトごとにチームを柔軟に構築することが可能となります。
Sollectiveの強み
Sollectiveは完全審査制を導入しており、フリーランスの技術や経験が保証されています。企業の担当者は、明確な要件を設定することで、すぐに適切なフリーランスを見つけることができ、採用にかかる時間を大幅に削減できます。これにより、フリーランスはより大きなプロジェクトに関わることができ、企業は効率的にフリーランスのスキルを活用できます。
今後の展望
調達資金は主に以下の二つの目的に使用されます。第一に、プロダクトの開発をさらに加速させることです。フリーランスと企業双方に満足のいく仕事環境を提供するために、より多機能なプラットフォームを目指しています。第二に、フリーランス同士のコミュニティを活性化させることです。この場を通じてスキルアップや情報交換が行える環境を提供し、働く上での孤独感を解消することが期待されています。
投資家と創業者のコメント
千葉道場ファンドの千葉功太郎氏は、Sollectiveの取り組みに対して「日本の労働環境は劇的に変化しており、フリーランスの活用は今後の生産性を高めるために不可欠になる」と期待を寄せています。
一方で、創業者のErika Iwai氏は「私たちはようやくスタートラインに立った。フリーランス同士で刺激し合えるコミュニティを築き、企業には必要なスキルを提供していきたい」と述べ、今後のビジョンを明らかにしています。また、CPOのAllen Wong氏は、日本企業の抱える課題と、フリーランスを活用することの重要性を強調し、Sollectiveの立ち上げの意義を語っています。
まとめ
Sollectiveは、フリーランスと企業をつなぐ新たなプラットフォームとして、今後の日本のビジネスシーンに大きな影響を与える存在となるかもしれません。その動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社ソレクティブ
- 住所
- 東京都港区港南1-8-15Wビル2F リブポート品川
- 電話番号
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