越境EC支援の強化
2025-08-21 11:09:15

越境EC支援を強化するマルコネクトがジェトロのリストに登録

越境EC支援を強化するマルコネクトがジェトロのリストに登録



福岡市を本拠地とする越境EC支援企業、株式会社マルコネクトが、「JS-Links」として知られるジェトロ(独立行政法人 日本貿易振興機構)のサービスプロバイダーリストに登録されました。この登録は、マルコネクトが特に東南アジアや台湾向けのECモール出店や越境ECサイトの構築を一層支援するための強力な後押しとなります。

マルコネクトは、海外での販売に対するノウハウが不足している、または資源が不足している中小企業に対して、越境ECの構築、運営、決済、発送を含む総合的なコンサルティングを提供しています。このサービスにより、事業者が海外市場に進出する過程で直面する様々な課題を解決し、円滑な市場進出をサポートします。

越境EC市場の背景と拡大の原因



最近の調査によれば、2023年のB2C EC市場は世界で5.82兆USドルに達し、EC化率も19.4%と推計されていますが、この数字も成長が鈍化している兆しを見せています。しかし、2027年には市場規模が7.96兆USドル、EC化率が22.6%に達すると予想されています。

この成長の背景には、技術の進化、経済の変化、消費者行動の変化、及び制度環境の整備といった4つの要因が密接に絡み合って進行しています。特に最近では、SNSやインフルエンサーの影響力が高まり、消費者は商品を「見る」ことから「買う」までのプロセスが非常にスピーディーになっています。

1. 技術の進化



インターネットやスマホの普及により、消費者はオンラインで簡単に商品を検索、購入できるようになりました。また、国際的な決済サービスや物流インフラの整備が進み、国境を越えた取引が一層容易になっています。さらに、日本企業が利用できるECプラットフォームも増加しています。

2. 経済の変化



新興国では所得の伸びや購買力の向上が見られ、特に東南アジアや中南米ではその傾向が顕著です。円安の影響も相まって、海外からの需要が高まっています。コロナ禍によってオンライン市場が拡大したことも、越境ECの成長に寄与しています。

3. 消費者行動の変化



SNSや動画を通じて海外のトレンドに触れる機会が多く、消費者が求める商品に対する感度が高まっています。また、越境ECで提供される価格の競争力や海外限定商品の存在は、消費者の購買意欲をさらに掻き立てています。

4. 制度の整備



FTAやEPAの拡大により、国際取引のコストが低下しています。また、政府のデジタル貿易推進施策により、越境ECの環境が整備されてきています。特にジェトロの越境EC支援や補助金は、中小企業の参入を後押しする重要な要素となっています。

マルコネクトの取り組みと今後の展望



アメリカ政府は、2025年8月に少額の輸入品に対する関税免除を停止する方針を示しました。この影響で、日本企業は他マーケットへの販路開拓を急ピッチで進めることが予想されます。マルコネクトは、こうした市場の変化に即応し、東南アジアや台湾をターゲットにした越境ECの支援を強化していきます。

まとめ



マルコネクトは、海外市場への進出を目指す日本企業にとって重要なパートナーとなることを目指しています。ジェトロの「JS-Links」に掲載されたことにより、さらなる信頼性を高め、より多くの企業の海外展開を支援する動きを加速させていくでしょう。今後もマルコネクトの取り組みに注目が集まります。


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会社情報

会社名
株式会社マルコネクト
住所
福岡県福岡市中央区大名2-6-11Fukuoka Growth Next
電話番号

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