能登の創造的復興を支えるクラウドファンディング助成制度
一般社団法人能登官民連携復興センターが令和6年の能登半島地震および奥能登豪雨からの復興を目指して、自治体や地域団体等の取り組みを支援するために新たな助成制度を始めます。この制度は、地域団体が自ら資金を募るために行うクラウドファンディングの費用を一部助成することで、地域経済やコミュニティの活性化を図るものです。
助成対象者の条件
この助成金を受けられるのは、以下の条件を満たす事業者や団体です。
1. 石川県内に事業所がある、または居住している者。
2. 自ら経理を行い、監査を受けるなどされている団体。
3. 様々な不適切な関係にないこと。
特に、暴力団などとの関係がないことを厳格に求めており、助成金の申請が不正に行われた場合は拒否される可能性があります。
助成対象事業の要件
助成対象となるのは、次の条件をすべて満たす事業です。
1. クラウドファンディングによって資金調達が行われ、能登の「創造的復興」を促進するものであること。
2. 認定クラウドファンディング事業者が運営するサイトで実施されること。
3. クラウドファンディングの目標金額は50万円以上。
4. 「All or Nothing」または「All in」形式での実施。
5. 「購入型」または「寄付型」として行われること。
6. 令和7年8月1日から令和8年3月13日までに資金調達が完了していること。
この他にも、助成の対象外となる様々な条件が設定されています。特に公序良俗に反するような事業や、政治活動、宗教活動を目的としたものは認められません。
助成内容と金額
今回の助成制度では、各プロジェクトに対し最大100万円の助成金が支給されます。助成金額は、認定クラウドファンディング事業者に支払う手数料の2/3以内、または認定サポーターに支払う費用の2/3以内で計算されます。これにより、多くの地域団体が資金集めの助けを得ることができ、地域創生に寄与することが期待されています。
認定クラウドファンディング事業者の紹介
助成制度を活用するにあたり、依頼するクラウドファンディング事業者は次の通りです。
- - CAMPFIRE:株式会社CAMPFIREが運営。
- - COREZO:株式会社地域未来創造の運営。
- - Makuake:株式会社マクアケによるサービス。
- - READYFOR:READYFOR株式会社が提供。
この他、県内の認定サポーターも活用することで、プロジェクトをさらに支援することができます。
説明会の開催スケジュール
助成制度についての詳細を知るための説明会が各地で開催されます。参加希望者は、各会場の定員に合わせて事前申し込みが必要です。
- 9月10日(水) 10:00-11:30 珠洲商工会議所 第一研修室
- 9月10日(水) 15:00-16:30 NOTOMORI
- 9月11日(木) 10:00-11:30 輪島消防署 二階会議室
- 9月11日(木) 15:00-16:30 七尾商工会議所 大ホール
- 9月12日(金) 10:00-11:30 志賀町役場
- 9月12日(金) 15:30-17:00 石川県地場産業振興センター
- 9月25日(木)15:00-16:30 オンライン開催(ZOOM利用)
お問い合わせ先
詳細な申請手続きについては、能登官民連携復興センターの公式ウェブサイトを御覧ください。質問がある場合は、以下の連絡先にお尋ねください。
能登の復興を支えるこの助成制度を通じて、多くの地域がふるさとの魅力を再発見し、未来に繋げていくことが期待できます。地域団体の皆さん、ぜひこの機会を活用してください。