クロノキャストが切り拓く放送の未来
2025年11月、東京で開催される「Inter BEE 2025(国際放送機器展)」に、株式会社クロノキャストが初出展することが決まりました。同社は、放送とAIの融合によって新しい映像制作のスタイルを提案することをテーマに掲げています。常に進化し続ける放送業界において、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性は増すばかりです。クロノキャストは、制作から監視、収益化までを一体化したAIソリューションを実機デモを通じて紹介することを目指しています。
次世代メディアワークフローの実現
クロノキャストのブースでは、放送・映像制作の未来を先取りするAI技術を体験することができます。実際に展示されるのは、以下の3つの主なAIソリューションです。
1. 映像制作を革新するAI
制作現場に革命をもたらすのが、コンテンツ審査AIやAI音声ナレーション支援ツールです。コンテンツ審査AIは、暴力表現やセンシティブな内容を自動的に検出し、制作過程におけるクオリティを確保します。また、AI音声ナレーション支援ツールは、流暢で自然なナレーションを瞬時に生成し、制作スピードを加速させます。
2. 放送の安全性を守るAI
放送運用の現場を強力にサポートするAI技術も登場します。コンテンツモデレーションAIは、映像や音声、テキストをリアルタイムで分析し、著作権侵害や侮辱、規約違反のリスクを迅速に検知します。そして、24時間体制でSNS投稿や放送映像の安全性を見守ります。また、監修AIは、画像認識技術を駆使し、広告や商品デザインのガイドライン遵守を自動でチェックし、さらなる効率化をもたらします。
3. 収益化を加速するAIサービス
映像からの新たな収益モデルとして注目されるのが、ショートデジタルプレイスメントです。このシステムでは、動画に製品をシームレスに組み込むことが可能となり、従来型の広告とは一線を画す斬新な手法を実現します。また、自動的にメタデータを生成して映像の価値を高めるメタ付与システムも注目を集めるでしょう。
AIが業務を最適化する時代
さらに、クロノキャストはAIネスティング技術を用いて物理的なプロダクト製造におけるコスト効率を向上させ、制作プロセスを最適化します。デジタルとリアルを融合し、安価で効率的な制作環境を提供することを目指しています。
クロノキャストのビジョン
クロノキャストは、「放送の未来を再設計する」というミッションを掲げており、日本の放送技術の良さを継承しつつ、AIやクラウド技術を駆使して、業界全体のDXを推進しています。Inter BEE 2025では、従来の課題に対する解決策と新たな価値の創出を目指した提案が行われます。
出展情報
- - 日時:2025年11月19日(水)〜21日(金)
- - 会場:幕張メッセ 国際展示場 【メディア・ソリューション部門/ブース番号 7410】
- - 参加方法:Inter BEE 2025公式サイトより来場事前登録(無料)
会社概要
- - 会社名:株式会社クロノキャスト(ChronoCast Inc.)
- - 代表取締役:山上 駿也
- - 所在地:東京都港区浜松町2-2-15 萩の公園ビル 2F
- - 設立:2025年8月
- - 事業内容:AI導入支援・業務自動化・放送技術コンサルティングなど
- - 公式サイト:https://chrono-cast.com/