日本の食の現状と未来の危機
現在、日本の食料自給率は38%とされており、その中でも穀物自給率はわずか26%です。しかし、これに飼料や肥料、種を加えた場合の実質自給率はわずか9%にまで落ち込むという現実があります。もし物流が停止してしまった場合、世界中でトップバッターのように初めに飢えるのは日本人であるとも言われており、その場合、なんと日本の人口の6割が餓死する可能性があるという恐ろしいシナリオも存在します。
こうした未来を実現しないために、新たな事業をスタートしました。私たちは、国産食品の需要を高めることが重要だと考え、そのためには何よりもまず良質な国産品を手頃な価格で提供しなければならないのです。国産だからといって高値で販売するのではなく、輸入品よりもリーズナブルに手に入れられるようにすることこそが、食料自給率の回復には欠かせない要素だと信じています。
SEVENFOODSの特徴
私たちのブランド「SEVENFOODS」では、国産原料100%の冷凍弁当を提供しています。この弁当は、農家直送の新鮮な食材を使用して作られており、お肉から野菜まで全てが国産です(調味料は除く)。さらに、ベテランシェフが考案した30種類以上のメニューから選ぶことができ、飽きが来ることはありません。また、管理栄養士による監修を受けているため、糖質や塩分が控えめである点も健康に配慮したポイントです。調理もとても簡単で、家庭でチンするだけで、美味しいお弁当が楽しめる手軽さも魅力の一つです。
食料自給率の回復を目指して
日本は輸入に依存している国ですが、その中でも特に依存しているのが家畜の飼料です。フードマイレージの目安として、「輸送距離×輸送重量」が挙げられますが、実際に家畜飼料が占める割合は50%以上とされます。私たちはこの問題に立ち向かうため、約30haの自分たちの畑で飼料用のとうもろこしを育てており、契約農家への協力も経て20haを生産しています。これにより、SEVENFOODSの食材は国産の餌を食べて育ったお肉を使用しています。もちろん、国産飼料は輸入飼料に比べてコストが高くなってしまいますが、少しでも日本の食料自給率向上に貢献するための努力を続けています。
お問い合わせ先
私たちの取り組みに興味を持たれた方は、是非こちらにお問い合わせください。株式会社国産の生活 代表取締役前田
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私たちは、日本の未来を守り、自給率を回復させるために、日々努力を続けています。