台風19号・22号の被害に対するファーストリテイリングの支援活動

台風19号・22号の被害と支援



フィリピンでは、台風19号と22号が引き起こした大雨によって、洪水や土砂崩れが広範囲で発生しています。この自然災害は、約72万世帯、300万人以上の人々に影響を与え、特に被害が深刻なビコール地方やブラカン州、カガヤン州、イサベラ州、パンパンガ州、リサール州といった地域では、多くの人々が避難生活を強いられています。報告によれば、約4万軒の家屋が浸水し、2,500か所以上の避難所には30万人以上が避難しています。

そんな中、ファーストリテイリンググループは、被災者への支援を決定しました。具体的には、義捐金100万米ドル(約1億400万円)を寄付し、これはフィリピンでユニクロ事業を展開する合弁パートナーであるSMグループの社会貢献活動を行うSM Foundationを通じて活用される予定です。この寄付は、被災者への緊急食糧支援や浸水した家屋の再建、さらには河川氾濫防止のためのインフラ工事に使用されます。

さらに、フィリピンでユニクロを運営するFast Retailing Philippines Inc.からは、30万点のエアリズムマスクが寄贈されることが発表されました。このマスクは、特に大きな被害を受けたエリアに避難している人たちに配布される予定です。

ファーストリテイリンググループは、2012年6月にフィリピンの首都マニラに初めてユニクロ店舗を展開し、現在では全国で60店舗を持っています。今回の台風によるユニクロ店舗への影響は報告されていないものの、同社は被災地の早期復興を心から願っているとのことです。

被災者への支援は、ファーストリテイリングが持つ企業の 社会的責任の一環であり、今後も世界中で求められる支援活動に積極的に取り組んでいくと約束しています。このような支援活動は、災害に直面した人々に希望を与え、日常生活を早く取り戻す手助けになります。

私たちも、同社の取り組みを応援し、被害に遭った多くの人々が一日でも早く元の生活を取り戻せることを願っています。

会社情報

会社名
株式会社ファーストリテイリング
住所
山口県山口市佐山 10717‐1
電話番号
083-988-0312

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