学習まんが『食品トレーのひみつ』の寄贈
2024年9月9日、株式会社アオキスーパーは大治町、あま市、清須市、蟹江町、春日井市、名古屋市の小学校全326校に向けて、学習まんが『食品トレーのひみつ』を寄贈しました。この取り組みは、未来を担う子ども達に地球環境について考えるきっかけを提供することを目的としています。
この教材は、食品トレーの製造メーカーである株式会社エフピコと株式会社学研プラスによって共同制作されました。まんがを通じて、食品トレーのリサイクルの仕組みや、リサイクルがなぜ重要なのかを楽しく学ぶことができます。子どもたちが身近に感じやすいテーマを扱ったこの学習まんがは、学校教育における環境教育の一環としての意義も持っています。
リサイクルの取組み
アオキスーパーは、店頭に資源回収ボックスを設置し、使用済みの食品トレーや牛乳パック、ペットボトルを回収する取り組みを進めています。回収されたトレーはエフピコのリサイクル工場に運ばれ、『トレーtoトレー』の仕組みを用いて、新たな食品トレーとして再生されます。この水平リサイクルは、用途を変えずに資源を循環させる方法として注目されています。
2023年度には、約874万枚(重量約57.8トン)もの食品トレーを回収し、それによって約114トン分のCO₂を削減しました。このような地道な努力が、環境保護に貢献しているのです。
今後の展望
アオキスーパーは、今後も『食品トレーのひみつ』の配布を他の市町へと広げ、小学校への出前授業も実施する予定です。これにより、環境意識をさらに高める活動を行っていく方針です。環境教育は子どもたちの未来を変える力を持っています。持続可能な循環型社会の実現に向けて、全ての人が共に努力していくことが求められています。
最後に、環境問題に対する関心を持つことが、次世代の地球環境を守る大きな力となります。学習まんが『食品トレーのひみつ』は、その一助となることを目指しています。地域の子どもたちがこの教材を通じて、環境問題を考えるきっかけとなることを期待しています。