障害者雇用を前進させるパーソルダイバースの新たな挑戦
昨今、企業の社会的責任が求められる中で、障害者雇用の推進は重要なテーマとなっています。そんな中、東京都港区に本社を構えるパーソルダイバース株式会社が、富岡市の地域資源を活用し、障害者の新たな活躍の場を創出する取り組みを始めました。この度、同社は株式会社ヘラルボニーとの協働により、特別なデザインのシルクブレンドハンカチーフを発表しました。
シルクブレンドハンカチーフの背景
パーソルダイバースは、障害者雇用に関わるさまざまなサービスを展開しており、その一環として「障害のある方の新たな活躍機会を広げる」ことを目指しています。特に、群馬県富岡市に位置する「とみおか繭工房」は、地域の伝統を守りながら障害者雇用を進める場所として存在感を増しています。この工房では、事故や病気により障害を持つ方々が蚕を育てるという伝統的な業務に携わり、桑の栽培や繭の収穫も行っています。
富岡市の背景ととみおか繭工房
群馬県富岡市は、かつて養蚕業で栄えた街として知られ、ユネスコの世界遺産に登録された富岡製糸場があります。しかし、近年では高齢化の進展に伴い、養蚕の担い手が不足しているという深刻な問題に直面しています。
このような状況を受けて、2017年に設立された「とみおか繭工房」は、障害のある方々に新たな就労の機会を提供することを目的とした施設となっています。ここで育てられた繭は、地域のJAに出荷され、厳格な品質検査を経て、高品質な純国産の富岡シルクとして活用されています。
コラボレーションの意義
ヘラルボニーの企業理念は、「異彩を放つ」こと。障害を持つアーティストの作品をライセンス契約し、持続可能なビジネスモデルを構築しています。今回のコラボレーションはお互いのビジョンが一致して生まれたものであり、アートが持つ力を通じて障害のある方々が社会で輝く場を提供したいという共通の思いが込められています。
このシルクブレンドハンカチーフには、ヘラルボニーと契約している作家、衣笠泰介氏の絵「バラの気持ち」があしらわれており、色とりどりの花が自分らしく生きる姿を象徴しています。この美しいデザインは、パーソルグループのビジョン「はたらいて、笑おう。」を体現したものです。
俄然注目のシルクブレンドハンカチーフ
シルクブレンドハンカチーフは、シルク52%と綿48%の贅沢な素材で作られており、自宅での使用はもちろん、ちょっとしたギフトにも最適です。この商品はMerci Cocon & Caféや富岡製糸場の店舗で数量限定で販売される予定で、全国的にもその魅力が広まることが期待されています。
今後の展望
今後もとみおか繭工房は、障害のある方々の活躍の場を広げ、地域の伝統産業を守るための新たな価値創出に努めていくとのことです。障害者雇用の理解が進み、さまざまな人が自分らしさを持ち、活躍できる社会の実現に向けた一歩を踏み出しています。
まとめ
パーソルダイバースとヘラルボニーの取り組みは、障害者雇用の新たな可能性を切り拓くものとして、多くの人に感動を与えています。これからも様々な形で、障害者が自分の能力を存分に発揮できる社会の実現に向けて活動を続けることでしょう。障害があっても違いを楽しむことができる社会の実現を、心から応援したいと思います。