ピーティックスとエキサイト社のビジネス支援連携
最近、イベント・コミュニティプラットフォームの「ピーティックス」を運営するPeatix Japan株式会社と、ウェビナー管理システム「FanGrowth」を運営するエキサイト株式会社が、企業向けのイベントやウェビナー施策を支援するための戦略的なパートナーシップ契約を締結しました。このコラボレーションにより、企業がイベントやウェビナーから得られる収益の最大化が期待されています。
ピーティックスの強み
ピーティックスは、日本最大級のイベント・コミュニティプラットフォームとして、年間520万人の参加者を誇り、常に20,000以上のイベントが掲載されています。また、最近一年間でビジネスイベントに参加した100万人の行動データを基に、BtoBの集客やリード獲得をサポートするサービスも提供しています。これにより、イベント主催者はターゲットに合わせた戦略を立てることが可能になります。
FanGrowthの特価
一方、FanGrowthはウェビナーの企画、タスク管理、効果測定に特化したSaaSを提供しています。1,150社以上の企業に導入されているコミュニティ機能により、ウェビナーの共同開催に必要なパートナーを見つけたり、業務自動化のサポートをすることで、企業の業務改善が図られています。これまで行ったウェビナー企画は2,700回以上で、累計集客数は22,000名を超えます。
新たな支援プランの導入
新たな取り組みとして、両社は「ウェビナー集客支援プラン」を共同で展開します。このプランでは、ピーティックスの会員に対してメール配信を行う特別なサービスも提供するため、ハウスリストが少ない企業にとっても新規のウェビナー視聴者を効率的に集めることができます。不足しがちなリストを補う手段として、大きな価値が期待されます。
今後の展望
ピーティックスの営業・ビジネス開発を統括する吉田健史氏は、同社が持つアクティブなビジネスユーザーのデータを基に、独自の機械学習アルゴリズムで集客する柔軟性を強調しました。FanGrowthの機能を取り入れることで、BtoBマーケターは業務効率を大幅に向上でき、創造的で戦略的な業務にもっと集中できると期待されています。
また、エキサイト社の大熊勇樹氏は、FanGrowthのビジョンは「誰でもできるウェビナー」を実現することにあるとし、プロダクト価値をさらに高めていく意欲を表明しました。これによって、集客という多くの企業が直面する課題の解決が期待されます。
ピーティックスおよびFanGrowthの詳細
ピーティックスは、2011年にスタートし、現在では全世界22カ国でイベントを開催しており、新しいプラットフォームに月間1,000以上の主催者が加入しています。一方のFanGrowthは、エキサイトがSaaSビジネスを展開する中で、企業のマーケティング業務を一層クリエイティブに進化させるための強力なツールとなるでしょう。
この戦略的提携は、イベント業界における次のステップを示唆するものであり、今後のさらなる発展に期待が寄せられています。