新たに示されたNPO支援センターのビジョン
東京都千代田区に本拠を置く認定特定非営利活動法人日本NPOセンターは、全国のNPO支援センターを対象に「民間NPO支援センター・将来を展望する会」を主催しています。この度、2年にわたる議論の成果として、NPO支援センターとして求められる理想像を示した文書「民間NPO支援センターとしてめざしたい姿」を発表しました。
NPO支援センターの役割
この文書は、NPO支援センターが社会にどのように貢献できるかを、3つの視点「組織」「役割」「姿勢」から整理しています。これによりNPO支援センターの過去の成果を踏まえつつ、今後の方向性を明確にし、変化する社会に対する適応のための指針になることを期待しています。
組織のあるべき姿
発表されたビジョンでは、NPO支援センターとしての組織の理想像が示されています。具体的には、
1. 多様な主体と信頼でつながり、人や情報などの資源が集まる組織を目指す。
2. 地域のNPOの底上げに貢献し、つながりを創出すること。
3. 情報の収集・発信や社会とのコミュニケーションを重視する。
4. 組織運営に多様な世代や価値観からの参加を促進する。
これらは、今後のNPO支援センターが、地域社会とどのように結びつくかを示しています。
NPO支援センターの役割
次に、NPO支援センターが担うべき役割についても詳述されています。これには、NPOの自立や自律を支援すること、多様な主体とのつながりを育むこと、さらにはアドボカシーや政策提言を行うことが含まれます。これらの役割を果たすことで、NPOはより強固なネットワークを形成し、地域社会における影響力を高めることが期待されます。
大切にしたい姿勢
この発表では、NPO支援センターのスタッフが持つべき姿勢も強調されています。具体的には、NPOやその周辺にいる当事者に寄り添い、彼らの声を大切にすることが求められています。また、多様な価値観を尊重し、市民参加を促進し、社会問題の構造を理解する努力を怠らない姿勢も重要です。こうした姿勢は、センターの信頼性を高め、より効果的な支援を可能にします。
今後への期待
この文書は、骨太の方針に基づく中間支援組織に関する政策変化の流れの中で生まれたものです。特に、2022年から言及が高まる中間支援組織について、各省庁がさまざまな解釈をしている現状に対し、NPO支援センターがどのような自覚と方向性を持つべきかを見定める重要な機会となっています。
この「民間NPO支援センターとしてめざしたい姿」は、時代に即した支援を行うための基盤が必要であることを示唆しており、広く認知されるべき文書となることでしょう。NPO支援センターが地域社会の中で果たすべき役割が再確認される今、ぜひとも多くの方にこの内容を知っていただきたいと思います。詳細は
こちら からご確認ください。