IoT管理を革新するobniz BLEゲートウェイ
近年、IoTの進化が目覚ましく、多くのデバイスが様々な情報を持ち寄る時代が到来しています。その中で、+Styleが発表した「obniz BLEゲートウェイ」は、Bluetooth Low Energy(BLE)を活用してこれらのデバイスを簡単に管理できる注目の製品です。特に、センサー類との連携が豊富で、これからのスタンダードとなる可能性を秘めています。
このゲートウェイは、交通データや環境情報を常時監視できる機能を持ち、具体的には3軸加速度センサーや赤外線センサー、温湿度センサー、さらにはCO2センサーやPM2.5モニターといった多彩なセンサーと連携します。この多様性により、ユーザーは多くの場面でデータを収集・分析することが可能になります。
簡単なクラウドでのデータ管理
これまで、センサーのデータを管理するためには専門的な知識や複雑な設定が必要でした。しかし、obniz BLEゲートウェイは、obniz Cloudというクラウドサービスと連携し、ユーザーが直感的にデータを設定・管理できる環境を提供します。この技術はobniz独自のファームウェアレス方式によって支えられており、これによりデバイスの追加や変更がパソコンなしで簡単に行えます。
とはいえ、ユーザーがプログラムに向き合う必要はありません。接続したデバイスの操作やデータ取得も、Javascript/Node.jsやPythonを用いてobniz Cloud上で簡単に記述・設定できる仕様になっています。また、「conect+」との連携が可能で、より政府や機関のデータが可視化され、理解しやすく提供されます。
高いセキュリティ性と多用途
obniz Cloudは、TLS通信をサポートし、デバイス管理機能や死活監視も標準で用意されています。ゲートウェイに書き込まれているのは専用OSのみで、デバイス接続のデータを保持していないため、セキュリティには非常に優れています。万が一、ゲートウェイが紛失した場合でも、新たにプログラムや設定を行う手間がかかりません。
このobniz BLEゲートウェイは、家庭での温度や湿度の管理はもちろん、オフィス環境の監視やHACCP(食品衛生管理)、さらにはみまもりサービスといった法人向けのニーズにも対応しており、各種産業での導入可能性が広がっています。
導入事例:東郷神社・原宿東郷記念館
最近では、東郷神社・原宿東郷記念館がobniz BLEゲートウェイを用いたデータ可視化システムのテスト導入を始めました。この試みは、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議による「新しい生活様式」に基づき、「安心・安全」を重視しています。具体的には、結婚式「東郷LIVE WEDDING」において、CO2センサーで測定したCO2濃度の情報をタブレットやサイネージでリアルタイムに表示し、来場者に換気状況を知らせるシステムが導入されます。
このように、obniz BLEゲートウェイは、IoT時代の新たな道を切り開く役割を果たしており、今後のサービスや商品展開がとても楽しみです。価格は税込で1万780円と、今後ますますの普及が期待されます。
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