新型企業病診断シート
2024-07-29 09:45:53

エルブレーントラストが新型企業病の診断シートを無料公開!

新型企業病「実行型組織シンドローム」診断シートの公開



エルブレーントラスト株式会社は、2024年8月1日より、新型企業病「実行型組織シンドローム」の診断シートを自社のホームページで無料公開します。この診断シートは、特に20年以上の歴史を持つ優良企業が直面しやすい新たな課題を解決するための有用なツールとなるでしょう。

企業病の背景



創業以来、約18年にわたってマーケティング支援を行ってきた同社は、大企業から中小企業に至るまで多くの実績があります。活動を通じて、新たな事業や製品の創出に苦戦している企業の共通点を見出し、それが新型企業病と呼ばれる「実行型組織シンドローム」であると位置付けました。

この企業病は、主に安定した経営を続ける優良企業に見られる傾向で、長期的な成功の代償として新規性が失われる現象を指します。これは、主力事業が強調されるあまりに新しい挑戦がなされなくなる状態です。

大企業病との相違



従来より知られている大企業病は、主に大企業に特有の保守的で消極的な体質のことを指し、企業活動にとって望ましくない影響を与えます。しかし、実行型組織シンドロームは、企業の規模に関わらず、長期的に安定している企業に見られる問題です。特に創業20年を超える企業が陥りやすいもので、新しい価値を生み出す力を失っていくことが懸念されます。

戦略型と実行型組織の違い



企業は、通常、創業時には戦略型組織としてのプロセスを経るものです。この段階では、常に新たな挑戦に対してオープンであり、小さな失敗を歓迎する文化が育まれるとされています。しかし、実行型組織に移行すると状況は一変し、小さな失敗が忌避される傾向にあります。この変化が、イノベーションの機会を奪ってしまうのです。

実行型組織シンドロームの具体的な影響



実行型組織は、目指すべく目標が明確化されるため、会議が実行状況の報告会のようになり、個々の能力向上が重視される環境になります。このままの状態が続くと、企業の成長が安定する一方で、新たな事業の創出が進まなくなり、最終的には主力事業に変動が出たときに戦略を見失ってしまう危険があります。

解決策と新しい試み



このような状況へ対処するためには、実行型組織が持つ特性を再評価し、戦略型組織に戻る必要があります。企業文化の中で、戦略型の考え方と実行型の役割を認識した上で、新たなビジョンを掲げることが重要です。エルブレーントラストでは、戦略型の発想やノウハウを再度学ぶ機会を提供すると共に、実行型組織からの脱却を目指します。

無料診断シートの取得方法



エルブレーントラスト株式会社のホープページでは、「新型企業病診断シート」が2024年8月1日から無料配布されます。このツールは、企業が抱える問題を診断し、新たな取り組みへとつなげるきっかけとなることでしょう。

詳細は公式ウェブサイト(エルブレーントラスト)でご確認ください。


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エルブレーントラスト株式会社
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