2025年版首都圏霊園・納骨堂サイトのユーザビリティ分析結果発表
日本の少子高齢化が進む中、霊園や納骨堂を探す機会が増えてきました。最近ではインターネットを通じて、情報収集や見学予約が行われることが一般的になっています。しかし、公式サイトの使い勝手は必ずしも良好ではなく、分かりにくさや煩雑なナビゲーションに悩まされている利用者も多いのが現状です。
このような背景から、ECマーケティング株式会社は首都圏の霊園・納骨堂12サイトに対し、ユーザビリティ調査を実施しました。この調査は、初めて利用する高齢者やその遺族がいかに情報を得やすいか、また、安心して検討できるかを重視し評価されました。
調査の目的と方法
この調査は、ユーザビリティの向上を目指して行われました。調査対象はGoogle検索で首都圏地域で上位表示されている霊園・納骨堂の公式サイトです。評価は、専門のコンサルタントチームが複数人で行い、ヒューリスティック評価法に基づいて実施されました。
具体的な評価基準は以下の通りです:
- - トップページファーストビューでの第一印象(20点)
- - トップエンドセカンドビュー(20点)
- - ナビゲーション設計(10点)
- - 運営法人のプロファイル(20点)
- - 基礎知識の提供(20点)
- - コンタクトポイント(10点)
合計点は100点満点で、今回の調査は2025年5月に実施されました。
調査結果の要点
そして、この調査から得られた結果を以下にまとめました。
上位3サイトの紹介
1.
ゆめみどう
- 総合点: 87.0点/100点
- 説明: 高品質の写真とわかりやすい料金説明が評価され、第一印象やナビゲーション設計も高評価となっています。
2.
道往寺 高輪庭苑(アンカレッジ)
- 総合点: 84.9点/100点
- 説明: 初印象が良く、全体を把握しやすい設計がされている一方で、ナビゲーションの改善が求められました。
3.
瑞華院 了聞
- 総合点: 81.7点/100点
- 説明: 魅力的なビジュアルが豊富に用いられており、第一印象では高評価ですが、ナビゲーションにもう少し工夫が必要とされました。
これらのサイトは、ユーザビリティを重視し、特にビジュアルによる印象の形成や情報の提供に力を入れています。
改善点と今後の展望
調査を通じて、特に「ユーザーの知識が前提となる資 料が多い」という問題が浮き彫りになりました。今後、霊園・納骨堂業界は、使いやすい情報提供を心掛け、新規利用者へのアプローチを強化する必要があります。
各霊園・納骨堂が本ランキングを参考に、サイトの改善に取り組むことで、業界全体のユーザビリティ向上につながることを期待します。今回の調査は、利用者が安心して選択できる手助けとなることでしょう。
会社情報
ECマーケティング株式会社
所在地: 東京都港区浜松町2-1-13 芝エクセレントビル7F
代表者: 中山高志
設立: 2010年12月
資本金: 1,000万円
事業内容: Webプロモーション、ユーザビリティコンサルティング、システム開発
ECマーケティング公式サイト
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