神戸市中央区に位置する水族館アトアが2024年12月6日(金)から、26年の干支にちなんだ特別展示「謹賀新年 白蛇祭」を開催します。このイベントは、2025年の干支である巳年に因み、白蛇の展示とその文化的背景を深く知ることができる貴重な機会です。
蛇は日本の伝承や信仰の中で特別な位置を占めており、特に白蛇は神の使いとして多くの地域で祀られています。神戸市兵庫区にある和田神社では、白蛇は特に神聖な存在とされ、巳塚として崇拝されています。このような地域の文化と信仰がつながる中、この特別展示がいかに重要であるかがわかります。
展示されるのは、珍しいアルビノ個体のアオダイショウ(白蛇)で、日本各地に分布するこの種についても紹介されます。アオダイショウは、北海道から九州にかけて見られる日本固有種で、その特異な色合いが一層の神秘性を醸し出します。展示を通じて、来場者は蛇にまつわる言い伝えやことわざを学び、さらに地域の文化を理解することができるでしょう。
本企画展は、展示期間が2024年12月6日から2025年1月5日までの一ヶ月間にわたります。場所はアトアの3階FOYERで、観覧は無料ですが、別途アトアの入場料が必要です。大人は2,600円、小学生は1,500円、幼児は3歳以上で500円、3歳未満は無料で入場できるので、家族連れにも優しい設計です。
また、展示の運営には和田神社の協力があり、地域の文化に対する理解を深める良い機会でもあります。展示の生物は、病気や環境の変化によって予告なく変更される場合もあるので、ご注意ください。
2025年の運気上昇を願い、地域に根付いた信仰や文化を体験できる「謹賀新年 白蛇祭」。新年を迎える際の良いスタート地点となるこのイベントへの参加を、ぜひお勧めします。興味のある方は、アトアの公式ウェブサイトで詳細を確認し、訪問計画を立ててみてください。