ロボットFuwaricaの実力
2024-10-31 16:22:42

AI技術で美味しさを再現するご飯ロボットFuwaricaの実力とは

AI搭載味覚センサー「レオ」で明らかにされたFuwaricaの実力



鈴茂器工株式会社が開発したご飯盛り付けロボットFuwarica。最近、AI搭載の味覚センサー「レオ」を用いた調査で、このロボットが炊き立てご飯と同等の味わいを実現したことが明らかになりました。味の研究に長年携わってきたOISSY株式会社の味博士、鈴木隆一氏の協力のもと、行われた味覚分析。この研究は、バイキングやビュッフェ形式のサービスタイプにおいて、利用者に対しての食の提供方法を見直す大きな一歩となりました。

調査の詳細



調査は、3つのサンプル(炊き立てご飯、Fuwaricaで1時間経過したご飯、業務用ジャーから盛り付けたご飯)を比較する形で実施されました。調査において、Fuwaricaで盛り付けられたご飯が炊きたてご飯と有意に甘味・旨味が高いことが確認され、業務用ジャーから盛り付けられたご飯を大きく上回る結果となりました。

特に、Fuwaricaで盛り付けたご飯が1時間経過しても、その美味しさは炊き立てご飯に近いという結果が数値で示されました。これは95%以上の人が認識できる差とされ、甘味と旨味は明確に際立っていることが示されました。

Fuwaricaの技術



何がFuwaricaの美味しさを支えているのでしょうか。調査の考察では、Fuwaricaの温度・湿度管理の安定性が挙げられています。ご飯を投入し続けて開閉しないことで、温度の変化がなく、安定的に保温・保湿され、品質が保持されます。

対して業務用ジャーは、蓋の開閉やしゃもじを使った攪拌が行われるため、この操作のたびに熱が逃げやすく、ご飯の劣化が進みがちです。また、Fuwaricaの独自の機構により、空気を含んでふわっと仕上がることで、柔らかさが保たれ、味の感じやすさにも寄与していると思われます。

AI味覚センサー「レオ」とは



AI搭載味覚センサー「レオ」は、人間の味覚を数値化することが可能で、その技術によって甘味や旨味の定量化が進化しました。味蕾の代わりにセンサーが電気信号を測定し、データを解析することで、料理や飲料の味を明確に数値化できるのです。この技術により、さまざまな食材の相互作用や味の変化をも評価することが可能になりました。

まとめ



鈴茂器工のFuwaricaは、最新のAI技術を駆使して、より多くの人々に美味しいご飯を提供し続けることを目指しています。バイキングやビュッフェ形式でも、安定した美味しさを保つこのロボットが、国内外の飲食業界に新しい風を吹かせることでしょう。


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会社情報

会社名
鈴茂器工株式会社
住所
東京都中野区中野4-10-1中野セントラルパークイースト6階
電話番号
03-3993-1457

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