野村アセットマネジメントが発表したリタイアメントに関する意識調査
野村アセットマネジメント株式会社は、2025年のリタイアメントに関する意識調査『Investor Insights 2025(リタイアメント)』の結果を公表しました。この調査は、50歳以上の方々1万1千人を対象に行われ、リタイアメント世代(60代以上)と準リタイアメント世代(50代)の生活状況や経済的な考え方を多角的に分析しています。
調査の概要
本調査は2025年に、10月24日から28日にかけてインターネットを通じて実施されました。調査対象者は50歳以上の男女で、具体的には10,710名が参加しました。これにより、現代のリタイアメント世代の実情を把握することができました。
調査結果のハイライト
幸福度の傾向
調査の結果によると、自身が感じる「幸福度」は年齢が上がるごとに高くなる傾向が見られました。しかし、将来に対する不安の声も少なくなく、特に「健康」と「生活資金(収入)」の問題が重要視されています。
金融資産の目標設定
金融資産の状況についても触れられていますが、リタイア時に具体的な目標額を設定している方は、全体の約3割にとどまるという結果が出ています。これは、将来の資産管理に向けた意識がまだまだ浸透していないことを示しているのかもしれません。
就業の現状
高齢層の中にも就業している方は多く、65歳から69歳の層では約43%が働いているとされています。「生きがい」のために働く人々は、経済的理由で働かざるをえない人々に比べて、高い幸福度を感じていることも明らかになりました。
資産寿命に対する認識
資産の管理に関しては、約48%の人々が「資産寿命」、すなわち自身の資産が尽きるまでの期間を把握していないという点が注目されます。さらに、金融資産の取り崩しについての明確な方針を持っている人も少ないという実情があります。これにより、将来の不安がより深刻であることがうかがえます。
調査の意義
この調査によって、リタイアメント世代のさまざまな生活の実態やお金に対する考え方が浮き彫りになりました。今後もこのような調査を通じて、実情を把握し、金融サービスの提供に活かしていくことが求められます。野村アセットマネジメントは、60年以上の経験をもとに、この分野の健全な発展に貢献することを目指しています。
まとめ
調査結果からは、リタイアメント世代が抱える課題や考え方が多面的に分析されており、特に将来の資産管理についての意識を高める必要性が感じられます。今後、野村アセットマネジメントは、競争力のある商品とサービスを通じて、投資家にとってより良い選択肢を提供していくことに注力していくでしょう。