トランスコスモス、「aTable」で次世代マーケティングをリード
急激に変化する現代のマーケティング環境において、トランスコスモス株式会社は、クリエイティブとテクノロジーを融合させた革新的なラボ「aTable(アターブル)」を発足させました。Cookie規制強化や生活者の多様化といった課題に対し、AI技術を活用したパーソナライズされた施策と、それを支えるクリエイティブの重要性を認識。同社は、この新たな取り組みで、次世代マーケティングの未来を切り開こうとしています。
AIとクリエイティブの融合:新たなマーケティング戦略
「aTable」は、カルチャー、クリエイティブ、メディア、そして生成AIといったテクノロジーを統合し、生活者との深いエンゲージメントを構築することを目指します。 従来のマーケティング手法にとらわれず、データ分析に基づいたインサイトと、それを具現化するクリエイティブの融合が、同ラボの大きな特徴です。特に、現在注目を集める縦型ショート動画において、高いパフォーマンスを実現するための戦略と戦術の研究開発に注力しています。
千原徹也氏との強力なタッグ
「aTable」の設立にあたり、アートディレクターとして著名な千原徹也氏(株式会社れもんらいふ代表)が協業パートナーとして参画。広告、ブランディング、MV、CM制作、さらには映画制作まで、幅広い分野で活躍する千原氏のクリエイティビティが、「aTable」の中核を担います。千原氏は、AI時代においてもクリエイティブの重要性を強調し、「楽しい」「頑張る」といった人間の感情が、真のクリエイティブを生み出すと力強く訴えています。
3つの重点取り組み
「aTable」は、以下の3点を重点的に取り組みます。
1.
ストラテジーとクリエイティブの融合: メディア特性を理解した戦略と戦術に基づき、効果的なコンテンツ制作を行います。縦型ショート動画など、最新のフォーマットに対応できる新たなフレームワークの開発も目指します。
2.
クリエイティブテクノロジーの革新: 最新のAIクリエイティブテクノロジーを活用し、生活者の潜在的なニーズを明確化。それを基に、クリエイティブの可能性を追求します。
3.
次世代マーケター&クリエイターの育成: クリエイティブ、メディア、テクノロジーの第一線で活躍するプロフェッショナルが集まる「aTable」は、次世代のマーケターとクリエイター育成にも注力。研究成果を発信することで、業界全体の活性化にも貢献します。
千原徹也氏プロフィール
1975年京都府生まれ。2011年にデザイン会社「れもんらいふ」を設立。H&M、日清カップヌードル、ウンナナクールなどの広告・ブランディング、桑田佳祐や吉澤嘉代子のCDジャケットデザイン、ドラマ・MV・CM制作など、多岐にわたる活動を展開。東京応援ロゴ「KISS,TOKYO」の発起人や富士吉田市の地方創生にも携わるなど、その活動は多方面に広がっています。2023年7月には映画監督デビュー作「アイスクリームフィーバー」を公開。2024年には東急プラザ原宿に事務所を移転し、新たなコミュニティ拠点の構築を目指しています。
トランスコスモスの展望
トランスコスモスは、「aTable」を通じてマーケティング&コミュニケーションにおける新たなスタンダードを確立することを目指しています。 AIとクリエイティブの融合、そして人材育成という三位一体の取り組みは、今後のマーケティング業界に大きな影響を与える可能性を秘めています。