株式会社TD HoldingsがFRICS Fabを設立
株式会社TD Holdingsは、2026年6月にデジタルイノベーション事業を分社化し、新たに「株式会社FRICS Fab」を設立しました。これは、製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進するための重要なステップです。
分社化の意義と背景
TD Holdingsは、制御盤の製造からスタートした企業で、現場に密着したものづくりを行っています。これまでの経験を基に、同社は自社の生産性向上と競争力の強化を目的に、DXの推進に取り組んできました。これにより、単なるデジタル化を越え、経営の変革に至るまでの実践的な取り組みが展開されました。
「中小企業DXのロールモデルとなる」というビジョンを掲げ、自社工場でのDX見学を受け入れるなど、他社への支援活動を進めてきたFRICS Fabチームは、2025年にはデジタルイノベーション事業を本格化。今回の分社化は、新たな成長と価値の提供を加速させる狙いがあります。
製造業のDX推進へのチャレンジ
製造業の多くの企業がDXに取り組んでいますが、実際には「利益が増えない」「生産性が向上しない」といった課題も少なくありません。FRICS Fabでは、これらの取り組みが効率化施策に留まっていることに着目し、利益を生み出す仕組みの構築が必要であると考えています。
FRICS Fabは、製造業向けの独自の「DXロードマップ」を提唱し、最終的な目標を「生産最適化」「リードタイム短縮」「利益率向上」「収益構造改善」に設定しています。これにより、企業そのものの稼ぐ力を強化することを目指しています。
自社事例を基にした実践支援
FRICS Fabはコンサルティング企業ではなく、実際に自社工場を運営している製造業者として、日々のDXを実践しています。机上の理論だけではなく、自社で得た成功事例や失敗事例をもとに具体的な支援ができることが、他社に対する大きな強みです。この経験を活かして、製造業に特化したDX支援を行い、現場の理解に基づいた実践的な変革を実現します。
今後の取り組み
FRICS Fabは、今後次のような取り組みを強化します。
- - 中小製造業へのDX支援の拡大
- - DX工場見学の受け入れを通じた実践知の共有
- - 成功モデルの横展開による業界全体の底上げ
- - 教育・リスキリングを通じたDX人材の育成
- - AIを活用したAX(AIトランスフォーメーション)の推進
これらの活動を通じて、日本の製造業の持続的な成長と競争力の強化に貢献していく考えです。
会社概要
- - 会社名:株式会社FRICS Fab
- - 事業内容:製造業を中心としたDX推進支援業務
(リスキリング講座「フリックス DX アカデミー」、業務フロー可視化サポート「フリックスNavi アシスト」、生産プラットフォーム「フリックスプラットフォーム」、生産シミュレーション「フリックスNavi」など)