データ保護の新しいスタンダード、Veritas Backup Exec 22
2023年6月7日、ベリタステクノロジーズから、障害に強いデータ保護ソリューション「Veritas Backup Exec 22」が発表されました。これは、小規模から中規模システムにおけるデータ管理の質を向上させる最新のソリューションです。特に注目すべきは、Microsoft 365のExchangeおよびOneDriveのデータ保護が統合されたことです。
簡単操作と多彩な機能
Backup Exec 22は、ユーザーが直感的に操作できるインターフェースを提供。特に、バックアップ管理に不慣れな方にでも扱いやすいように設計されています。これにより、オンプレミスからクラウドまで幅広い範囲でのバックアップが可能となり、データ保護の重要性が高まる昨今、需要に応じた柔軟な対応が可能です。例えば、遠隔で働く職員が多い現代において、Microsoft 365などのSaaSは日常業務の一部となっていますが、そこでもセキュリティ対策は欠かせません。
さらに、Backup Execを使うことで、複数製品の管理を一つのインターフェースで完結でき、別途コストや複雑さを避ける事ができます。Backup Execの操作画面から、Microsoft 365のExchangeやOneDriveのバックアップおよびリストアを簡単に行えるようになりました。
柔軟なライセンス制度
新たに導入されたシンプルライセンスは、利用者のニーズに応じた柔軟な選択ができるよう設計されています。このライセンスはAll-in-Oneタイプで、Microsoft 365の保護を含むすべての機能を網羅しています。インスタンス課金を基にしたサブスクリプションモデルを採用しているため、無駄なコストが発生しにくいのも特徴です。
ランサムウェア対策の強化
ランサムウェアによる脅威は、企業の運営において大きなリスクとなっています。IPAの調査によると、2022年の「情報セキュリティ10大脅威」ではランサムウェアの被害が最も多く報告されています。Backup Exec 22では、データをランサムウェアから保護するための2つの方法が採用されています。
1.
アクセス権管理: Backup Exec以外のソフトウェアやシステムからは、バックアップデータへのアクセスができないようにオートマティックに制御されています。これにより、悪意のある攻撃からデータを守ります。
2.
なりすまし防止機能: ソースコードが攻撃者によって書き換えられた場合、その攻撃元からのアクセスが遮断される仕組みがあります。これにより、バックアップデータのセキュリティが強化されています。
ベリタスが提供する価値
Veritas Technologiesは、マルチクラウドデータ管理の分野におけるリーダーであり、世界中の企業から信頼されています。800以上のデータソースや数多くのオペレーティングシステムをサポートしており、高度なデータ保護、リカバリ、コンプライアンス対応を実現しています。特にサイバー脅威に対するレジリエンスを高めるためのソリューションを提供し、顧客のニーズに対して柔軟に対応しています。
Backup Exec 22は、多様なデータ保護ニーズに応えるべく開発された製品です。リモートワーク推進やデータのクラウド化に伴う新たなリスクに対して、これまで以上に確かなセキュリティ対策を実現するため、企業としてのデータ管理戦略を見直す絶好の機会ともいえるでしょう。詳しい情報については、
こちらをご確認ください。
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