「IVS2024KYOTO」岸田総理がビデオメッセージでスタートアップ支援への意気込みを表明!
令和6年7月8日、岸田文雄総理大臣は「IVS2024KYOTO」の開催にあたり、ビデオメッセージを寄せました。
総理は、政権発足以来、社会課題の解決を成長のエンジンとする「新しい資本主義」という考え方を掲げ、政策を進めてきたと説明。その中核を担う存在としてスタートアップを位置づけ、スタートアップの育成こそが経済成長の鍵を握ると強調しました。
特に、2022年に策定された「スタートアップ育成5か年計画」に触れ、その成果として日本の大学発ベンチャーの数が過去最高を更新し続けるなど、スタートアップの裾野が急速に拡大していることを指摘。世界からも注目を集めていると述べ、具体例として、今年の5月にフランスで開催されたテクノロジーの祭典「VIVA TECHNOLOGY」において日本が特別招待国として参加し、日本のスタートアップが高く評価されたことを挙げました。
さらに、総理は、スタートアップ支援を強化するため、今年5月に改正された「産業競争力強化法」に、ディープテック・スタートアップへの支援強化や、ストックオプションの柔軟な発行など、スタートアップ支援策を盛り込んだことを説明。今後も積極的に政策を推進していく意向を示しました。
総理は、今後の日本のスタートアップエコシステムの発展に向けて、「IVS」が重要な役割を果たすと期待を寄せ、「来年には大阪・関西万博も開催され、世界に対して発信する絶好の機会が続きます。これらの好機を逃すことなく、官民が連携して、我が国のスタートアップを世界に羽ばたかせましょう。」と呼びかけました。
総理は、ビデオメッセージの中で、スタートアップの重要性を改めて強調し、政府として積極的に支援していく姿勢を明確にしました。今後の日本のスタートアップ界の発展に大きな期待が寄せられています。