服選びの参考に何を使う?男女で傾向が明らかに!
近年、雑誌やテレビだけでなく、ユーチューバーやインスタグラマーなど、様々なメディアで洋服の紹介が行われています。これらの情報を参考に、洋服を購入した経験を持つ人も多いのではないでしょうか?
株式会社NEXERとブランド古着・洋服宅配買取専門サイト『リシャール』は共同で、50代以下の男女500名を対象に「洋服を購入する際に参考にするもの」に関するアンケートを実施しました。
アンケートの結果、洋服を購入する際に何かしらの情報を参考にする人は、女性は54.8%、男性は43.6%という結果になりました。女性の方が、男性よりも洋服選びに情報収集を重視していることがわかります。
女性はSNS中心、男性は雑誌もチェック
では、男女別にもっとも参考にされる情報源は何でしょうか?
女性では、「InstagramやXなどのSNS」が41.6%と圧倒的に多く、他の情報源を大きく引き離していました。2位は「ファッション雑誌」の24.0%、3位は「YouTubeなどの動画」の16.8%という結果でした。
一方、男性では、「InstagramやXなどのSNS」と「ファッション雑誌」が同率の28.4%でトップとなり、3位は「YouTubeなどの動画」の23.9%という結果でした。男性は、SNSだけでなく、雑誌や動画など、幅広い情報源をチェックしている傾向が見られます。
なぜその情報源を参考にするのか?
男女それぞれ、もっとも参考にする情報源の理由を見ていきましょう。
「InstagramやXなどのSNS」
多くの人のファッションを見ることができる
好きなインフルエンサーのファッションを参考にしたい
自分に似た人や価値観の人のファッションが見つかる
コーデの検索がしやすい
「ファッション雑誌」
最新のファッション情報が見られる
服の組み合わせパターンが豊富
自分の好みのアイテムやコーデが見つかる
プロの視点が参考になる
写真と文章で説明が豊富なので、後でじっくり見返しやすい
「YouTubeなどの動画」
着丈がわかりやすい
新作のレビューやおすすめ情報が見られる
動画で解説されているのでわかりやすい
毎日見ているので、服装情報も自然と目に触れる機会が多い
参考にした服を購入した経験は?
実際に、参考にした情報をもとに洋服を購入した経験について質問したところ、女性は46.0%、男性は56.0%が「参考にしたのと全く同じ洋服を購入したことがある」と回答しました。男性の方が、参考にした情報を元に洋服を購入する傾向が高いようです。
しかし、実際に購入してみて「思っていたのと違った」という経験をした人は、女性は68.3%、男性は50.8%という結果でした。参考にした情報と、実際に自分が着た時のイメージのギャップを感じている人が多いようです。
思っていたのと違った経験とは?
「思っていたのと違った」と感じた理由として、以下のような意見がありました。
女性
モデルさんが高身長でスラっとしていたため、自分にはダボっとして見えた
服の作りや色味が想像と違っていた
体型に合わず、不格好に見えた
体型やヘアスタイルが違い、イメージと違った
素材や着心地がイメージと違った
サイズ感がイメージと違っていた
ネットで購入することが多いため、画像の色味が実際と違っていた
男性
自分には合わなかった
サイズが合わなかった
モデルさんだとゆったりして見えたが、実際はパツパツだった
見た目はかっこよかったが、体型やサイズ感が合わなかった
* モデルさんとはやはり違うと感じた
まとめ
今回のアンケート結果から、洋服選びに情報を参考にする人は男女ともに多いことがわかりました。特に女性は、SNSを積極的に活用して情報収集をしているようです。
しかし、情報だけで判断するのは難しいという側面も浮き彫りになりました。モデルさんとの体型や体格の違い、写真の写り方、光の当たり方など、様々な要因によって、実際に着た時のイメージと異なる場合があります。
洋服選びをする際には、情報だけでなく、自分の体型や好み、そして実際に試着してみることも大切です。