シングル親同士のつながりを深める「エスクル大阪」
2018年9月1日(土)、大阪市中央区にて「エスクル大阪」の初回交流イベントが開催されます。シングルマザーやシングルファザーが集まり、孤独感を和らげ、心の安心感を得ることを目的にしたこのサークル。定員は30名ですが、既に26名が参加を申し込んでおり、人気の高さが伺えます。
エスクル大阪の取り組み
「エスクル大阪」は、シングル親が定期的に集まり交流するコミュニティとして、以下の3つの機能を中心に活動します。
1. 交流機能
シングル親同士が気軽に集まって交流できるイベントを定期的に開催します。これには懇親会やバーベキュー、野外活動など多彩なプログラムが含まれており、参加者同士の親睦を深める場として機能します。
2. 情報提供機能
行政の支援制度についての情報や、金銭管理に関するリテラシーを向上させるための勉強会、さらには相談窓口の設置を行います。これにより、実生活に役立つ情報を得ることができ、ひとり親としての地位を向上させるサポートをします。
3. 婚活機能
参加者の中には新しいパートナーを見つけたいと考えている方も多いでしょう。エスクル大阪では、婚活イベントの情報提供や相談を通じて、利用者同士が新たな関係を築くための手助けも行います。
大阪市役所のひとり親等支援グループからは、「エスクル大阪の取り組みは素晴らしい。シングルファザーの支援を行うのは稀であり、今後も中長期的に連携していきたい」との評価も受けています。
サークル誕生の背景
このサークルは、実際にシングル親としての経験を持つ方々の手によって立ち上げられました。立ち上げメンバーの中には、離婚後1年の新米パパもおり、彼は育児と仕事を両立しながら、サークルを運営しています。自身もかつては孤立し、不安だったという彼は、SNSで知り合った仲間とつながることで、生活を安定させることができました。
彼は、「ひとりでも多くのひとり親とその子どもたちの笑顔をつなげたい」と語り、エスクルの設立に至った経緯を伝えています。サークルの運営陣は、それぞれ異なる職業背景を持ち、育児と両立しながら多様な視点からコミュニティを支えています。
サークル名「エスクル」の由来
「エスクル」は、シングル親を意味する「Single Parent」、理解者を指す「Sympathizer」、そして支援者を示す「Supporter」の頭文字を取った言葉です。これらが集まり、助け合う場として「クルー」という意味を持っています。さらに、「つながり」という意味合いもこめられています。
参考情報
「エスクル大阪」の詳細は、公式ホームページ(
エスクル大阪)をご覧ください。サークルに興味がある方や参加を希望される方は、ぜひ訪問してみてください。家事や育児に忙しい毎日ですが、心強い仲間がいる場所を見つけることで、より良い生活を送る手助けとなることでしょう。サークルは主にスマートフォンに対して最適化されているため、モバイル端末からのアクセスをお待ちしています。