みずほ銀行、AIアバターで営業力強化！「exaBase ロープレ」導入で研修改革

みずほ銀行は、外国為替営業担当者の育成強化に力を入れており、実践的な研修に取り組んでいます。しかし、市場環境が変化し続ける中で、従来の対面でのロールプレイング研修は、時間的制約やリソース不足といった課題を抱えていました。

そこで導入されたのが、AIアバターを活用した「exaBase ロープレ」です。このシステムは、いつでもどこでも練習でき、担当者個別にフィードバックを提供することで、効率的かつ効果的な研修を実現します。

「exaBase ロープレ」の大きな特徴は、以下の3点です。

1. 自社独自のシナリオ設定: 外為取引の実例や市場見通しなどを題材に、実際の商談に近い対話シナリオを作成できます。みずほ銀行の専門知識とエクサウィザーズのAI技術を融合することで、実践的な研修シナリオが実現しています。
2. 自由なAIアバターとの会話: AIアバターは、性別や年齢などを自由に設定できます。今回は、みずほ銀行が想定する顧客像を基に、新たなアバターが開発されました。
3. 担当者への同一基準での評価: ロールプレイングの結果は、事前に設定された評価基準に基づいて、100点満点で評価されます。AIによる個別フィードバックによって、担当者は自分の課題を明確に把握し、モチベーションを高めながらスキルアップを目指せる点が大きなメリットです。

「exaBase ロープレ」は、営業担当者の育成強化だけでなく、研修担当者の負担軽減にも大きく貢献するシステムです。今後もみずほ銀行は、AI技術を活用することで、顧客へのサービス向上と人材育成の強化を目指していくとされています。